論考:電機8社の2010年度(2011年3月期)決算まとめ
国内の電機8社の2010年度(平成22年度、2010年4月~2011年3月)決算を整理しています。
国内の電機業界は、
国内エコポイント制度の追い風や新興国をはじめとした成長市場への拡大などで、金融危機後の回復を目指していた中、東日本大震災で被災した生産拠点の復旧費用などがかさみ回復のペースは鈍化し、各社の収益回復ベースに格差が出ています。
主要8社の通期決算の概況は、以下の通りです。
- インフラ関連や半導体など産業向けビジネスを軸に、新興国をはじめとして海外市場で拡大した日立製作所と東芝が、過去最高の純利益を更新しました。
- 価格下落が続くデジタル製品が主力のパナソニックとシャープは伸び悩みましたが、パナソニックは黒字転換し、シャープは増収増益となりました。
- 国内IT投資の依存度が大きいNECと富士通は苦戦状態で、両社とも営業益は増加したものの、NECは最終赤字に転落し、富士通も減収となりました。
詳細 電機各社の決算