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近年、さらに重要性が高まる「IT人材」
ここでは、「IT人材」に関する動向や今後の姿、「IT人材」の育成について、ITベンダー(供給側)とユーザ企業(利用側)の両面から考察していきます。
IT技術の急速な発展と利用の拡大に伴い、今やITは従来型の「企業内情報システム開発」に限らず、「経営戦略の立案と実現を支援する」ところまで拡大しています。
また、金融危機に端を発する情報関連投資の見直し、システム開発のグローバル化、クラウドコンピューティングやタブレットPCなどの普及といった、新たなビジネス環境の下で、IT人材に対する社会的需要は大きく変化しています。
この様な状況の中、主に以下にあげる取り組みが必要と考え、その役割を担う「IT人材」について考察していきます。
- ITベンダーにおいては、
グローバルの視点でIT技術を把握し、サービスを創出したり組み合わせる。
そして、ユーザ企業の業界や業務を理解し、最適なITを提供する。
- ユーザ企業においては、
経営戦略を理解したIT戦略を策定し、業務プロセスの改革や情報システムの要件を明確に定義する。
技術面での高度なスキルやマネジメント力に基づき、ITやITベンダーを目利き選定し、IT導入と活用のプロジェクトをマネジメントする。
- さらに、外部教育機関や大学などにおいては、
ITベンダーやユーザ企業で早期に活躍できる「実践的な知識」習得を支援する。
2012. 6.18 「全国スキル調査」で現状スキルと将来職種へのアドバイス確認
- Web上で自分の現在スキルや将来の希望職種へのアドバイスなども確認することができます。
2011. 1.24 ITベンダーにとっての自分ブランド
- ITベンダー担当者(IT人材)として、「自分が目指す人材像」を目指し、「自分ブランド」を構築するためには・・・
2010.11.27 IT業界 今後のキャリアパスと主な資格
- ITの有効性を熟知した人材が、企業戦略の策定にし推進する。
- その役割を担う「企業内のIT部門やIT業界」は、重要な存在です。
2010.11.25 IT業界 今後の顧客IT投資テーマと重要となるスキル
- 全てのスキルを兼ね備えた人材は多くはいないと思いますが、どれかのスキルを上げて幅を広げてくことが必要です。
2010.11.23 IT業界 仕事に対する満足度と不安
- 仕事に対する満足度、世間で言われているイメージとは異なり、満足度は高い。
2010. 7. 6 人材・人財・人在・人罪 あなたは?
- 従業員の「ジンザイ」タイプは4つ、また雇用調整せざるを得ないときは、誰から残しますか?
2008. 9.26 得られる情報はインタビュー能力次第
- 相手より広い範囲で議論して、新たな視点や気づきを引き出す。
- そのためには、インタビューする側の能力が必要です。
2006.09. 6 ヒアリングとインタビュー
- ヒアリングとインタビューとは違う。
- インタビューを通して「新たなビジネスモデル」を提案し、それをシステムで実現する。
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