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先週土曜日は、昨年研修をお手伝いした地域ITベンダー主催の新年会に参加させて頂きました。
有志の集まりでもあり、何か話しをして欲しいという要望もありましたので、昨年の研修の延長で少し話をしました。
昨年の研修ではITベンダーとしての戦略概要を議論しましたが、その後各社で継続して具体的な議論や中期計画を策定されているようです。
そこで今回は、IT化を促進するベンダー担当者(IT人材)として、「自分が目指す人材像」を考えて頂くきっかけになればと思い、「自分ブランド構築」について、私の考えを話しました。
特に昨年の研修で皆さんと少し話した中でも、「お客様のビジネス改革に貢献するコンサルティング」を将来目指したいという意見が多かったので、「コンサルティング業務」の視点から話しをしました。
「経営・業務とIT技術」「総合力と専門分野」
「経営・業務とIT技術」「総合力と専門分野」に分けると、現在から「ビジネスを改革するコンサルティング」に至るには2つのルートがあると考えています。
- ・一つのルートは、業務面からのアプローチで、
経営や業務ノウハウを蓄積して、その範囲を広げて全社視点での総合力をつける。
- ・もう一つのルートは、ITマネジメントからのアプローチで、
ITのマネジメントの対象領域を広げ、業務の全体最適化のスキルを向上する。
あともう一つは、IT技術面での専門性を追求するルートもあります。
セキュリティやネットワークなど、今後も重要なテーマであり、ますます複雑化していく領域ですので、専門的な知識やノウハウが必要になってきます。
これらの能力を身につけるためには、知識と経験の両面での蓄積、そして企業経営やIT技術の変化をフォローしながら継続してスキルアップに努めることが必要です。
ビジョンとの一貫性を確保し、2つのルートのどちらからでも良いので、スキルを蓄積しながら自分ブランドの連想を拡大していかなければなりません。
参考:2010.12.13 研修最終回終了-中小ITベンダーの中期計画-
≫ IT人材 自分ブランドの構築 目指す人材像=ビジョン
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