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インタビューの教科書
原 正紀(著)
出版社:同友館
人生のいたるところインタビューあり。
この技術をマスターすれば、あなたのビジネスが劇的に変わる。
- ・会いたい人に会える・人脈が広がる
- ・限られた時間で相手の本音を引き出せる
- ・ネットでは調べられない情報収集力が身につく
- ・もっと効率的にアウトプットできるようになる
- ・人間関係の動かし方がわかる
本著は、新時代の人材ビジネスを展開する企業のトップとして、多くの経営者や識者と面談を経験してきた著者が、短時間で相手から多くのものを効率よく引き出し、満足してもらう、インタビューに関する57のテクニックがまとめられた一冊です。
インタビューへの道として、企画・アプローチから事前の準備、そしてインタビューの本番と事後という一連のプロセスおいて、様々なパターンに応じて図解を示しながら丁寧に解説されています。
- ・社会に出たばかりの方、経験の浅い方などにとっては、
本著テクニックを実行し経験を積み重ねることで、会話力が身につくでしょう。
- ・経験豊富な方にとっては、
本著テクニックの真の意味を再度考えていくことで、より充実した会話の場にすることができると思います。
経験豊富な著者ならではのノウハウが、大変役に立ちます。
直接的な、心地よいコミュニケーションは、人生にとって大事な喜びの一つ
インタビューはアウトプットを伴う、コミュニケーションの一つの形
インタビューこそ、「一期一会」の心構えが必要
インタビューはメディア関連の人に限らず、全ての人にとって必要なテクニックです。
仕事やプライベートなどのあらゆる場面において、人は「人と会話して何かをつくりあげていく、何かを引き出している。」などの活動をしています。
本著は、一見テクニックを解説している書籍のように見えますが、テクニックがあれば良いのではなく、「いかにして、相手と真の会話をするか、そして理解しあえるか」を考えるきっかけとなります。
企画・アプローチ
インタビューの目的を固め、その目的達成のためにどういうインタビューにするか
イメージをつくり、適切な相手を確実に捕まえる
事前の準備
当日に失敗しないためのポイント、濃いインタビューにするための準備
体調管理や持ち物チェック、心の準備などに加え、事前の情報収集、頭の中でのシュミレーション
インタビュー本番
インタビュー当日のノウハウ集
出だしと質問力、相手や周囲の環境など、様々な状況に対応するためのテクニック
インタビュー場面
難しい相手をどう攻略するか
知らない話題が出た時や相手が怒った時など、危機的状況をどう切り抜けるか
インタビュー後
インタビューはアウトプットがつきもの
アウトプットの受け手、インタビュー相手、自分自身が満足するアウトプットとは
インタビュアーにとっての大切な付加価値とは
インタビューの相手を人脈にしていくことができるという付加価値は、これからの仕事にとって重要
以前、当サイトでも、インタビューのポイントをまとめています。
インタビューとは、
- ・相手より広い範囲で質問し、新たな視点や気づきを引き出す。
- ・主体は、聞き手です。
相手より広い範囲で議論して、新たな視点や気づきを引き出す。
そのためには、インタビューする側の能力が必要だと考えています。
しかも、豊富な知識と経験に基づいた能力でないと、意味がありませんし、インタビューさせてもらう相手にも失礼です。
【目次】
第1章 企画・アプローチ 編
第2章 事前の準備 編
第3章 インタビュー本番 編
第4章 インタビュー場面 編
第5章 インタビュー後 編
終 章 インタビュアーにとって重要な付加価値
【参考】当サイトまとめ
・2008. 9.26 得られる情報はインタビュー能力次第
インタビューする側の能力の必要性についてのまとめ
・2006. 9. 6 ヒアリングとインタビュー
ヒアリングとインタビューの違い、インタビューのポイント
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