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新組織案を作っています。
必要となる役割や機能、期待利益と投資回収の中期計画もできあがりました。
必要となる要員数と必要能力も定義できました。
ここからが悩みです。
当然、外部からの新規採用は必要最低限に抑え、自部門内部または他部門からの異動が大前提です。
組織が求める能力と各人の適正のマッチングという、もつれた糸を解す思いです。
「あの人だったら、期待通りに業務を遂行してくれるだろうか」
「この人は業務の能力はあるが、上下の人とうまく協調してくれるだろうか」
「この人が異動すると、旧部門は成り立つだろうか」
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などなど、想いが頭を駆け巡ります。
ある人は、「人事なんだからベストはない。ある程度割り切るしかない」と言います。
しかし、同じ働いてもらうなら、その業務に情熱をもって欲しい。
「仕事だから」とか「生計のためだから」といって割り切って働くのは、個人にとっても会社にとっても良くない。
「情熱」や「愛」、「個人の信念や大儀」を持って仕事をする人には、そうでない人の成果にはかないません。
理想を追っているのかもしれませんが、私はまだこだわっています。
今年3月に100人を超える社員の新組織配置案を考えた時と同じ悩みです。
その時は、一人ひとりの顔が目に浮かび、何日も眠れない日が続きました。
4月に新組織となって以来、自部門の人達一人ひとりと会話をしました。
まだ悲観的な人や懐疑的な人、やる気を持っている人と様々です。
社員のやりたい業務 = 組織のポジション
が理想でしょうが、全てを満足することはできません。
業務の意義を理解してもらって、「情熱」を注ぎ込んでもらうことです。
そのためにも、会話は重要です。
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