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「部下を褒めて伸ばそう!」と、よく言われます。
が、なかなか簡単にはいきません。
また、男性の部下と女性の部下とでは、褒め方も工夫が必要だと思います。
男性には「結果」を、女性には「プロセス」を褒めると効果的な気がします。
私が入社した頃は、厳しく指導する「鬼軍曹」的な上司もいましたが、最近では厳しいだけではだめです。
「部下を褒めて伸ばそう!」的な対応が主流なのでしょうか。
やはり、人間は褒められると嬉しいものです。
そして、自信を持たせ、本人の積極性を引き出す。
私も、これまでも現在も、様々な部下にきてもらっています。
その経験から、女性と男性では褒められても「嬉しい!」と感じるポイントが違うような気がします。
男性の部下には「結果」を褒めるのが効果的です。
「君のプロジェクトは、社内でもトップクラスの利益率をあげてるよ。君の努力の結果な、素晴らしいよ。」
こんな風に上司から、自分が出した成果を明確に褒められたら、凄く嬉しいのが男性なのかなと思います。
では、女性はどうでしょう。
女性には結果ではなく、「プロセス」を褒めるのが効果的です。
「いつもメンバーの面倒をよくみてくれてありがとう。君のおかげで、仕事がスムーズに運んでるよ。」
毎日頑張ってることをちゃんと見ていて、それに感謝する。それが、女性は嬉しく思ってくれるのではないでしょうか。
しかし一概に言えないのが難しいところです。
それぞれの性格もあるでしょうし、置かれている状況や職種、さらにはタイミングや言い方も重要だと思います。
そして「褒める」だけではなく、適度に「叱る」ことも必要です。
一人では仕事はできません。
上司や部下の協力があってこそです。
生い立ちも違う、仕事に対する価値観も違う人たちが、共に働くことの難しさがここにあります。
それ以前に、上に立つ人の人間性というか、器があって初めて部下がついてきてくれるのでしょう。
そして、普段からの部下との接し方にも、大きく影響するのではないかと思います。
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