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今や、時代の変わり目にあります。
特にIT業界にとっては、大きな節目にきていると思います。
そこで企業の取組みは、以下の二通りの考え方があると思います。
- ・社会が良い方向に向かうために、企業は何をすべきか、どの様に変わるのか。
- ・社会変化は大きくどうしようもないので、その中で企業がどの様に生き延びるか。
一方、企業に勤める社員にも、同じようなことが言えると思います。
- ・会社をより良くするためには、自分は何をすべきか、
どの様に変わるべきなのか。
- ・会社の動きは、社員一人ではどうしようもない。
自分は、その流れの中でどの様に生き延びていくか。
理想は前者だと思います。
社員一人ひとりが自覚し、意識して変わる。
その輪が広がって大きな力となり、会社も変わる。
(会社が変われば、業界を変える力も高まり、社会も変えることができる)
ところが、なかなか難しいのが現実です。
組織が大きくなるほど、個人の影響力は薄れます。
特に市場や親会社及び得意先、そして社内においては組合や年代間意識のギャップなど、様々な課題があります。
それらを解決していくためには、大きな力と長い時間が必要です。
さらに生い立ちの違う人間の意識や価値観は、急には変えられない。
トップや中間管理職のリーダシップ、社内制度などによって、(強制的に)社内をコントロールする方法もあります。
外的な影響で危機的な状況になり、変わらざるを得ない時もあります。
しかし、社員が心底理解していないと長続きはしないでしょう。
来るべき時に備えて、世間を変える力(世間で生き延びる力)を自分だけが着々と準備しておくこともありかもしれません。
進化論では、「環境変化に順応できるモノが生き延びる」といいますが、対応には能動的か受動的かがあって、その違いは大きいと思います。
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