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「親」という字は、「木の上にまっすぐに立って見てあげる」と書く。
子供は親の背中を見て育つというから、子供の人生は両親次第であるかもしれない。
そのことからすると、良い親の条件は、まず「明るい家庭、自分達が幸せ」であることに尽きる。
また、人間は環境の動物といわれ、その環境も「内面的環境」と「外面的環境」があるらしい。
内面的環境とは、どういう両親や家庭環境で育ったのかなどの個人の環境であり、外面的環境とは、生まれ育った時代や国などの取り巻く環境のことである。
さらに、「運命」は変えられる可能性はあるが、「宿命」は生まれてしまってからは変えられないという。
「運命」とは、人間の意志に係らず巡って来る吉凶禍福のことと定義され、主に将来のことを指している。
これは、努力したり、よい協力者がいたりすると変わり得るものらしい。
一方、家系学者によれば、人間は血統的には平等であるらしい。
親・子・孫の三代にわたって世のため人のために生きてきた家系は、四代目には国家的な人物が登場するらしい。
また、親・子・孫の三代でみれば「みんな平等」ともいわれている。
歴史においても鎌倉・室町時代のように三代将軍までで終わっており、企業においても同様といわれている。
しかし徳川家は、他家から将軍家の血を入れるなどして15代まで続いたといわれ、身近の長年続いている京都企業でも同じことを聞いたことがある。
果たして、我が家はどうなんだろうか。
曽祖父・祖父・父の人生をひも解けば私の人生が見えてくるのか、父と私の人生で子供の人生が決まってしまうのか。
子供の人生を「宿命」と割り切ってしまえば生まれながら不平等であるが、内面的環境で「運命」を良い方向に導くことができるし、血統的に考えると私の今後の取組み次第で子供の人生が左右されることになる。
私の責任は重大である。まだ間に合うかなあ・・・
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