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「人望」とは、単なる一時的な人気ではなく、ある人の人格・能力・知識・判断力等のことであって、その全幅的な息の長い信頼感のことである。
例えば、以下の様な人
尊敬と信頼、聞き手上手、常に義を追う、自分との闘いに人知れず努力する、人格を磨く
また「人徳がある」とは、情と厳しさを兼ね備えた人である。
論語では、思いやりのある・人を助けてあげることを「徳」と言っている。
また、「陰陽の原理」として、喜びの種をまくこと、人を生かすことによって自分も生かされるとしている。
「仁」とは
さらに、「仁」を以下のように言っている。
①自身が恭倹につつしめば、他から悔られない。
②他人を寛大に取り扱えば、大勢がついてくる。
③信用を重づれば、人が仕事を任せてくれる。
④敏捷に働けば、能率があがる。
⑤恩恵をたれる人であって、初めて他人に命令して動かすことができる。
水五則とは、
①常におのれの進路を求める。
②障害にあって激しく努力を百倍する。
③自ら潔うとして他の汚泥を洗う。
④洋々として大海をみたし、霧・雨雪・凍が、その性は失わざる。
⑤自ら活動して他を動かしむる。
「呻吟語」では、第一級の人を以下のように表現している。
人物が大きく、深い信念を持ち、時勢を先の先まで見通し、禍を未然に避け、人に知らず知らずの間に幸福を与えながら一向にそれらしいそぶりをみせない。
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