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千百余年の伝統を有する祇園祭、様々な技術が伝承されているようです。
鉾を建ていた方によると、山や鉾を建てる技術、部位を組合せ、釘を使わず縄で固定する結び方、数多くが代々受け継がれてきているそうです。また、一般にも知られている「コンチキチン」の祇園囃子。
鉾により一部共通するものの、囃子方は鉾によって異なり、曲目は各鉾それぞれで約30曲あるそうです。
楽器は鉦・太鼓・笛の3種類で、鉦方は少年のころから稽古を始め、成人になってから太鼓方や笛方になるのが普通らしいです。
山鉾町内では、旧家や老舗が秘宝の屏風や掛け軸などの秘蔵の美術品を飾り、一般に公開しています。
歴史ある京都、脈々と受け継つがれている中でも、その時代に合った工夫もされているようです。
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祇園祭、鉾と山の違い