IT化の方法論、個別開発かパッケージ導入か、そのメリットデメリット

IT化の方法論、個別開発かパッケージ導入か、そのメリットデメリット

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IT化の方法は様々です。

しかし、大きくは以下の2つのスタイルに分類できると思います。

  • ・スタイル1:個別開発=システムインテグレーション(SI)型
  • ・スタイル2:既存パッケージ(PKG)導入=PKG適用型

目的は、自社の戦略実現に向けてIT化を推進することですが、方法論の違いです。

自社の課題や要求に対し、SI型は個別にシステムを開発する方法で、PKG適用型はERPなどを適用して業務を合わせるスタイルです。

どちらにもメリットとデメリットがあって、どちらか一方のスタイルだけを採るべきだとは言えません。

しかし、このスタイルの選択は自社の戦略次第ですが、自社のIT化状況や成熟度を理解してマネジメントすることが重要だと思います。

特に過去から累積的に進化し、自社業務に適合させてきた基幹業務システムは、SI型を継続していくべきでしょう。

しかし、過去から使用しているからといって、陳腐化したシステムに固守すべきでもありません。

一方、変化が激しい業務はその時々に応じたPKG、画一的な業務については実績豊富なPKGを導入すべきだと思います。

また、急速にITレベルを向上させたり、新たな業務を追加したい場合においても、ERP等を導入して業務レベルを合わせていくことも有効だと思います。

今やIT化の成否は、企業にとって重要課題です。

自社の戦略を再確認し、適切にIT化を推進していくことが必要です。

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