変革期における成果主義、中長期的な成果目標や行動指標を設定することも必要

このページ内の目次

企業の変革期においては、期待成果の達成に必要なプロセスを重視すべきではないかと思います。

多くの企業が成果主義を採用していますが、変革期においては少し中長期的な成果目標や行動指標を設定することも必要です。

利益を追求する企業である以上、成果を重視することは当然ですが、行き過ぎると社員の行動原則にゆがみが生じます。

成果を達成することを優先して短期的な思考に走ったり、顧客の意にそぐわない商品やサービスを販売するなど顧客志向に逆行する行動を招く恐れがあります。

最悪、違法な取引を誘引してしまうこともあります。

また個人の成果ばかり重視し過ぎると、組織のチームワークや連帯感が損なわれ、組織風土の醸成が困難になります。

特に変革期においては、これまでの行動を変えて新たな企業体に確実に切り替えていく必要があり、結果重視の評価だけでは不十分です。

そこで、成果主義効果的に機能させるためには、

1.変革の意義を周知徹底し、その結果としての成果を理解させる。

2.結果主義に陥らないようプロセスを考慮し、行動指標を設定する。

3.短期思考に偏らないよう中長期の視点を盛り込む。

4.個人目標に加え、チームとしての目標を設定する。

5.目標の達成を定量的に評価するだけではなく、定性的な要素も付加する。

といった視点を評価制度に取り入れるべきだと思います。

 

最も重要なことは結果としての成果を重視するのではなく、達成に必要なプロセスとプロセス単位の成果を重視することです。

そして、改革の進度に応じた成果目標を設定し、確実にクリアしていることがわかるようにすべきです。

何よりも変革を推進するためのプロセスを設計し、改善を繰り返すようにマネジメントしていくことだと思います。

 

 

トップに戻る

関連記事

前へ

IT化の方法論、個別開発かパッケージ導入か、そのメリットデメリット

次へ

IT業界の行く末-概要-全産業を巻き込んだ構造変化

Page Top