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Googleは、カレンダーサービス「グーグル・カレンダー」の日本語版を公開しました。
最近、私もプライベートで使用しています。
自分の予定だけでなく、家族や友人と共有する予定、公開カレンダに掲載されたイベントなどの予定を取り込んでスケジュール管理ができます。
もちろん、利用は無料です。
その特徴は、以下の通りです。
1.操作性が良く簡単に使えます。
スケジュール帳形式の画面で希望の時間帯をマウスで選択すると、簡単に予定を登録できます。
2.スケジュールの公開範囲を細かく設定できます。
誰にも見せない、特定メンバーで共有、インターネット上に公開など、予定の共有を任意に設定できます。
3.他のGoogle機能と連動しています。
- ・行き先場所を指定すると、Google-MAPと連動して全国の同一名の場所を表示してくれます。
- ・当然Google検索機能から、場所や目的の情報を検索表示してくれます。
4.その他、便利な機能は、
- ・携帯電話とも連動しており、予定のリマインダなどを携帯電話で受け取れるようになっています。
- ・またGmailを利用してイベントを作成し、そのイベントへの招待状をほかの人に送れる機能なども備えています。
これから、訪問ルートや訪問結果、さらに議事録やフィードバックコメントなどを蓄積できる機能が充実すれば、現在のSFAソフトとかわりません。
SFAソフトのベンダーが有料販売しているものが、無料で利用できるようになります。
企業で利用を考える際には、セキュリティなどを心配して懸念するかもしれませんが、ITベンダーにとっての脅威となる可能性があります。
Googleは検索機能を提供して、モノやイベント・音楽や映像などの様々な情報の整理に貢献してきました。
今回の「グーグル・カレンダー」で蓄積された情報を利用できれば、人間の行動までも整理することができますね。
悪意で利用されないことを祈っています。
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