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昨年末から、ある業種組合様「新連携事業」をご支援していますが、その検討リーダーの方が、すばらしいリーダーシップを発揮されています。
まさに、「様々な企業が連携する際」のリーダーシップ思考ではないかと考えます。
そのリーダーシップ思考を私なりにまとめてみると、
リーダーシップ思考
1.連携企業の様々な考え方を理解・調整し、課題を解決するための意思決定をしている。
2.現状の顧客ニーズに加え、潜在している顧客ニーズを予想し、対応策を整理している。
3.連携することにより付加される商品やサービスの「根本的な価値」を認識している。
4.業種や地域を問わず、競合や代替商品の動向を把握している。
5.製造やITなどの技術動向を認識している。
6.既存技術にとらわれず、新たな技術を活用した戦略を連携企業にフィードバックしている。
7.そのビジネスモデルを構築するため、様々な支援者を調整できる。
8.企業や業種の枠を超えた連携を推進できるコミュニケーション能力や人脈を持っている。
新たなサービスを創出するためには、様々な異業種の企業との連携が必要となります。
業種が違えば、ルールや商習慣が異なります。
新連携の成功のためには、
1.顧客ニーズを的確に把握し、新サービスのビジョンを明確にする。
2.商品やサービス、技術などの知識に加える。
3.連携企業の全体最適の視点で実現策を考え、必要により調整をする。
という、リーダーシップ思考が必要と考えます。
企業活動ですから利害面での判断もあるかとは思いますが、最終的に問われるのは、やはりリーダーの「人間力」ではないでしょうか。
私は、今回の組合様のリーダーの方であれば、「新連携事業」は成功すると思います。
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