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昨日は、A社との打合せでした。
昨年10月からの「次期システム導入検討プロジェクト」の活動を振り返り、これまでの検討の成果を整理し、今後の進め方について話をしました。
先週の役員会で無事承認され、社長より次期システム導入決定の報告と協力依頼が全社員にありました。
昨日のプロジェクトメンバーの方々の顔を見ると、一安心と言うところでした。
本来の業務がある中でのプロジェクト活動、本当にお疲れ様でした。
今回の振り返りで、メンバーの方々から出た意見をまとめると以下の通りでした。
IT化検討に当たっての成功要因
1.トップのリーダシップと適切な関与
次期システムの必要性を全社に訴え、プロジェクトへの協力を依頼
プロジェクト活動の状況を随時確認し、各種報告に対し決断
決定事項を役員に説明、全社員に報告し協力を依頼
2.経営戦略との整合、業務プロセスの改革
経営戦略を再度確認し、ITの目的と適用範囲を見極め
ITへの期待効果と達成基準の明確化、人的業務運用との切り分け
ERPはシステム実現手段、その前に業務プロセスを整理
3.全社的な取組みの企業文化
トップとユーザ部門とIT部門との、IT化に向けた意識の共有
プロジェクト活動状況をトップやユーザ部門に随時報告し意見を確認
プロジェクトメンバー内の励まし合い
そして、ベンダーに対する意見としては、
- ・ユーザの業界や業務、ユーザの経営戦略や企業文化を理解し
- ・ユーザ企業と供に戦略実行策を考えて、ソリューションを提案してくれ
- ・ユーザと一緒に取組んでくれる
営業であり、SEであり、企業の姿勢であって欲しい。
決して、自社ソリューションに単に合わせさせるのではなく、ユーザ企業にとってのメリットとデメリットを明確にして提案して欲しい。
なかなか、耳の痛い意見でした。
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