書籍 ツイッターノミクス(TwitterNomics)

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ツイッターノミクス(TwitterNomics)

タラ・ハント (著)、村井 章子 (訳)
出版社: 文藝春秋

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Web2.0で花開いた数々のツールで、ビジネスのやりかたは革命的に変わった!
広告はもういらない!

Web2.0の世界では、これまでのマスを対象にした一方的なマーケティングではなく、同じ趣味嗜好を持った個々が「つながる」ことが容易になってきました。

このように、ソーシャルネットワークでつながった人と人が、時間をかけて合流し、そこに信頼関係が生まれる。

本書は、アルファブロガーにして、Webを使ったマーケティングの第一人者であるタラ・ハントが、Twitter、Flickr、Facebook、Wiki、Blog、Podcastなどを駆使したマーケティング手法を紹介し、自らが手掛けたマーケティングの具体例を披露しています。

市場経済は「お金」で回るが、ギフト経済は「ウッフィー」で回る。

ウッフィーとは、その人に対する評価の証。

人に喜ばれるようなことをしたり、手助けをしたりすれば、ウッフィーが増える。

いわゆる、信頼、評判、尊敬、影響力、人脈、好意などの積み重ねから生まれる。

語源は、小説「マジック・キングダムで落ちぶれて」の中で使われる貨幣。

その世界では、他人に対して善行を行うことでウッフィーが蓄積され、全ての決済をすることができるようです。

 

ギフト経済とは、そのウッフィーで回る世界。

オンラインコミュニティの世界では、ある人が情報やサービス(贈り物)を送り、受け取った人は恩義を感じ、いつか何かの形で返す。

この贈り物は、人と人をむすびつけ、ギブ&テイクの精神を生み、やりとりが増えれば増えるほど、ウッフィーが増える。

そして、ギフト経済で貯まったウッフィーに、市場経済の価値が付いてくる。

例えば、ネットワーク上での活動が広まり、講演や本を出版する人、新たな製品やサービスを出す企業などです。

 

本書では、米国の先進的な事例を紹介していますが、まだ発展途上の日本では、どの程度広まるか注目していきたいと思います。

先日の「WOMマーケティング入門」は、クチコミを拡大するための基本的な取組みが解説されていましたが、本書は、最新のマーケッティング手法を紹介しながら、それらを運営していく上での留意事項などが解説されています。

しかし、「相手に満足してもらえる情報やサービスを提供する」ことを基本に置いている点では、両書とも共通しています。

 

 

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