MBAを振り返って

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充実した2年間のMBAを卒業して約1ケ月が過ぎた。

会社では新年度が始まり、販売施策の立案と業務に追われて、プライベートでは保有資格の活動再開と子供達の相手と、あっという間に過ぎてしまった。

いまだに当時の生活スタイルが抜けきれず、ファミリーレストランに通っているが、私にとってのMBAの持つ意味はなんだったのかを振り返ってみた。

MBAの持つ意味:私の人生観を大きく変えた節目

これまで保有資格の活動を通して、コンサルティングもどきを実際の現場で体験してきたつもりであったが、今回のMBAでの学習で、さらに実践的な知識を論理的かつ体系的に習得することができた。

さらに掘り下げると、以下の収穫があった。

(1)人脈

豊富な実務経験やキャリアを持った教授や同級生達とめぐり合えた。

世の中には、すごい人がたくさんいることを痛感した。

(2)経営に関する知識習得

事業創造からファイナンス、マネジメントなどの体系的な知識が習得できた。

(3)論理的思考力の養成

文献や理論、事例を学習し、実際活用するために論理的に考える習慣がついた。

(4)分析能力の向上

情報やデータから傾向や根本的理論を導き、自分自身の考えをまとめる能力が鍛えられた。

(5)プレゼンテーション能力の向上

自分の考えを授業で発表することにより、簡潔明瞭に相手に伝える能力、さらに教授や同級生からの鋭い質問に的確に答える能力が鍛えられた。

(6)チームマネジメントの実践

グループワークや議論を通して、様々な考え方を学習し、思考の視野が広がった。

さらにグループとしての見解をまとめる上でのマネジメントも実践できた。

(7)その他

アメリカ現役教授による授業を体験することができ、英語力の無さを痛感した。

また、事業を起こした人やこれから起こそうとしている人との会話を通して、仕事に対する考え方が変わった。

そして、初めての入院・手術を経験し、健康の大切さを痛感した。

仕事・家庭などなど、色々なことよりもMBAを優先した甲斐はあった。

この貴重な財産を無駄にしないよう、これからも精進していきたい。

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