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MBA卒業生の正味期限は短いと思う。
そこで、適時新鮮な状態にするためには、MBA公開講座への参加、そして卒業生間または在校生の人とのネットワークを維持することだ。
金・土曜日と出身MBAの公開講座に参加した。
いづれも積極的な議論が繰り広げられて、とても刺激的だった。
そして在学時代、自分の能力の極限状態で、もがいていた時がよみがえった。
今回の講座に参加して感じたことは、MBA卒業生の賞味期限である。
卒業して半年がたつが、今はMBAのアサイメントや修士論文をいかにビジネス展開するかに努めているが、それは今だけのことではないだろうか。
世間がめまぐるしく変化している中では、MBAの学生時代に習得した知識はすぐに陳腐化してしまうだろう。
「世間の風」を常に感じていることは、必要だと思う。
その感じる場を与えてくれるのが、MBAではなかと思う。
様々な経歴と経験を持つ人達と、あるテーマで議論する中で生まれる「気づき」は重要だ。
その「気づき」を自分なりの考えに消化して、ビジネス化に向けた行動に移す。
この人材を育成し、実行する上でのヒントをもたらしてくれるのがMBAだと思う。
卒業して企業勤務だけになると、組織の論理や力学の中で、「世間の風」を受ける機会は極端に減る。(私の怠慢かもしれないが)
これでは人間として成長もしないし、勤務する企業にとっても不幸なことである。
私は、これからも今回の様な場にできる限り参加して、「世間の流れ」を体全体で受けたいと思う。
最後になりましたが、今回の場を設けて頂いた学校、何よりもご案内頂いたK教授にはお礼申し上げます。
ありがとうございました。
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