背負うもので人の器が変わる - 体から出るオーラのようなもの、人の器は「修羅場や決断の数」

背負うもので人の器が変わる - 体から出るオーラのようなもの、人の器は「修羅場や決断の数」

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先週土曜日は、所属する日本経営士会の勉強会に参加してきました。

月1回の開催で、一人の会員が活動事例を紹介し、参加者と議論をするという型式で行われます。

今回は、私より少し年上の方の発表でしたが、「人間の器」の大きさを感じました。

その源は、

その方の「背負っているもの」や「決断の数」ではなかいかと思いました。

お父様の体調で、大学3年生の時に会社(設計事務所)を引継いで約30年、当時は約40名の社員を抱えでいらっしゃったそうですが、環境変化の影響で今では6名の社員で経営されているそうです。

好景気の時の経営もさることながら、年々厳しくなる建築業界で、いかに生き残っていくかを日々努力されていらっしゃる様子が伺えました。

建築設計という下請け的な立場から、企画ビジネスへ移行するため、国内はもとより中国や東南アジアへもネットワークを広げていらっしゃいます。

ご本人は、前向き志向で明るく話をされていましたが、

  • ・社長印を押す時には、社員やその家族の顔が浮かぶ。
  • ・企業理念や経営方針について、都度社員と議論している。
  • ・会社のことは、24時間365日頭から離れない。

などの発言の中には、今日に至るまで様々な様々な修羅場や決断があったことが想像できました。

体から出るオーラのようなもの、さらには人としての器は、「修羅場や決断の数」からきていると思いました。

背負うものによって、その大きさや回数は違うでしょうし、比較もできませんが、経験したことをいかに次につなげるかが大切なのでしょう。

この日本経営士会はコンサルタントの団体ですが、今回の社長のように実務経験豊富な方が多く所属されています。

実務に裏づけされた助言であるからこそ、説得力も増すし、真に役立つものとなります。

この会では、私は若手グループになりますが、諸先輩方々の経験を吸収していくつもりです。

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