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今日、お客様からの帰りにJR東西線に乗った。
新しい車両だったが無意識に乗り、何気なく上を見ると何か雰囲気が違う。
何とデジタル中吊り広告があるではないか。
両面に19インチ程度の液晶モニターがあり、片面の画面左半分が路線上の現在位置や駅名などの運行情報、右半分がCM放送で、音声は出ない。
今年3月から本格投入が始まった、321系という直流通勤形電車らしい。
確か昨年、JR東日本と日本テレコムが、京浜東北線にデジタル液晶モニター型の中吊り広告を設置した車両を導入したと聞いた。
これは、日本テレコムが情報を編集・蓄積し、駅などに設置した無線伝送装置を経由して車両内に転送する仕組みで、無線を活用した車内広告は初めてらしい。
さらに表示コンテンツに関する情報もユーザ端末にダウンロードできるみたい。
JR山手線では、扉上部に液晶モニターで動画広告を流している。
これは、一日ごとに情報を更新しているらしいが、京浜東北線の無線LAN方式では、最新の情報を送信することができ、動画でニュースや広告を流したり、FMラジオで音声を聴くこともできるらしい。
今日のJR東西線の広告は、どんな方式で情報更新しているのか調べてみたい。
広告内容を見た限りでは、地域の観光地の名所や特産品を動画で紹介していたが、普段駅などで見るポスターなどよりは印象に残った。
さらにコンテンツを工夫すれば、様々なビジネス展開が考えられる。
今や交通機関は人を運ぶだけではなく、サービス事業のキープレーヤーと化している。
ICOCAやSuicaなどは交通券機能だけではなく、電子マネー機能にチャージやクレジット機能を加え、キオスクや周辺の小売業界を巻き込んでいる。
さらにデジタル中吊り広告で、どんなビジネスモデルを実現しようとしているのか。
私であれば、やりたいのが数モデル考えられるのだが。
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