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今日は、あるセミナーに参加してきました。
その中で、米国セールスフォース・ドットコムのCEOの基調講演がありました。
企業としての取組み姿勢、グローバル展開の中での日本市場への期待などの他、自社サービスこそが真のクラウド型であるとの主張、そして展開している様々なサービスの紹介がありました。
その中で、「クラウド1とクラウド2の対比」についての発言があり、個人的には一部納得しますが、少し無理矢理観があると思いました。
しかし、グローバルで増加し続ける導入事例やパートナー企業を垣間見て、企業の勢いを感じました。
クラウド1 | クラウド2 |
---|---|
Amazon | salesforce、Facebook |
タグ | フィード |
プル型 | プッシュ型 |
クリック | タッチ |
デスクトップ | スマートフォン |
固定 | 携帯 |
位置情報無し | 位置情報有り |
この対比はCRMには成り立つかもしれませんが、基幹業務には当てはまらないと思います。
また、様々なサービス紹介においては、既に多くのユーザーを持つSaaSから、PaaSやIaaS事業に戦略的に展開されている様子が理解できました。
システムをクラウド型でグローバル展開し、導入状況を集中管理して情報を集め、次なるサービスやテンプレートを企画し、先行して展開する。
戦略的な事業サイクルが回っているように感じました。
その過程では、サーバーやアプリケーションを企業向けに提供するベンダーは、事業が縮小していくことになるでしょう。
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