世界のタブレット出荷台数の2022年2Qは0.15%増の4,050万台、教育市場の需要鈍化も出荷台数増

2022年2Qの世界タブレット出荷台数とシェア

現地時間2022年7月29日に「2022年2Q(4~6月期)の世界タブレット出荷台数とシェア」を、IDCが発表しましたので概要を整理します。

在庫の積み上がりが解消されていない中、教育市場の需要の鈍化してきているものの、出荷台数はコロナ前のレベルを上回っています。

関連情報
 2022年11月05日 関連情報:世界のタブレット出荷台数の2022年3Qは8.8%減の3,860万台
 2022年08月04日

IDC発表によると、従来型タブレットと2in1デバイスの両方を対象にした2022年2Q(4~6月期)の世界の出荷台数は、前年同期(2021年2Q)の4,040万台に対して10万台(0.15%)増の4,050万台となっています。

教育市場への展開、米国でのAmazonプライムデーの開催に加え、Androidタブレットにおける新たなベンダーの参入などが貢献しています。

PCに代わる安価なデバイスとしてタブレット需要は続いており、特に日本と中国を除くアジア/太平洋などでは、新規参入者による低価格のデタッチャブル型が増加しているとしています。

2Qの前年同期に対する世界の出荷台数は、トップ5の内Amazonが前年同期に対して増加した以外は、他の4ベンダーは減少しています。

なお、realme、OPPO、vivo、Xiaomiなどの新しいベンダーも期待以上の業績をあげているようです。

現時点では、その量は市場を動かすほど重要ではないようですが、これらのベンダーが既存のチャネルの存在を利用してエコシステムを構築するようになり、新興市場でのタブレットに対して存在感を増す可能性もあるとしています。

IDCでは、従来型のタブレット「スレート型」とキーボード着脱式2in1「デタッチャブル型」の2つに分けて分析しています。

「スレート型」は2014年をピークとして減少に転じ、この傾向は今後も続くと予測しており、一方の「デタッチャブル型」は、市場の盛り上がりを牽引すると期待されています。

「デタッチャブル型」は、生産性や柔軟性など、使いやすさ重視への需要が高まっており、ノートPCとすみ分けしているだけでなく、一部ではノートPCの代わりのデバイスとして購入したことも貢献しています。

この様な状況の中で、2022年2Qにおけるトップ5ベンダーの顔ぶれも順位も変わっていません。

Appleは、シェアは前年同期から1.0ポイント減の31.0%(前年同期:32.0%)で、出荷台数は前年同期比2.89%(30万台)減の1,260万台で依然トップを独走しています。

一方、Samsungは2位で、シェアは2.2ポイント減の18.1%(同20.3%)、出荷台数は同10.63%(90万台)減の730万台となっています。

なお、2021年2Q及び2022年2Qともに、Huaweiが売却したHonorの数値は含まれていません。

2022年2Q(4~6月期)のベンダー別出荷台数とシェア

2022年2Q(4~6月期)の世界のタブレット出荷台数及びシェアの概要は、以下の通りです。

タブレット全体の出荷台数は、前年同期に対し10万台(0.15%)増の4,050万台となりました。

上位5社のベンダーの顔ぶれは変わらず、前年同期に対してAmazonが増加した以外、他の4ベンダーは減少しました。

出荷台数は、Appleが前年同期に対して2.89%減の1,260万台で依然トップを維持し、2位がSamsungで同10.63%減の730万台、3位はAmazonで同26.92%増の550万台、4位はLenovoで同25.6%減の350万台、5位がHuaweiで同0.16%減の210万台で続いています。

世界タブレット、ベンダー別出荷台数の推移

2022年2Qの世界タブレット出荷台数

2022年2Q(4~6月期)の出荷台数は、以下の通りとなっています。

ベンダー今期前年同期増減数増減率
1位 Apple 1,260万台 1,290万台 △30万台 △2.89%
2位 Samsung 730万台 820万台 △90万台 △10.63%
3位 Amazon 550万台 430万台 120万台 26.92%
4位 Lenovo 350万台 470万台 △120万台 △25.67%
5位 Huawei 210万台 210万台 △0.16%
全体 4,050万台 4,040万台 10万台 0.15%

2022年2Q(4~6月期)の世界出荷台数の全体は、前年同期に対して10万台(0.15%)増の4,050万台(2021年2Qは4,040万台)となっています。

上位5位までのベンダーの顔ぶれと順位は変わりませんが、Amazonが増加した以外は4ベンダーが減少しています。

1位はAppleで、1,260万台(前年同期に対し2.89%減、前年同期1,290万台)

2位はSamsungで、730万台(同10.63%減、同820万台)

3位はAmazonで、550万台(同26.92%増、同430万台)

4位はLenovoで、350万台(同25.67%減、同470万台)

5位はHuaweiで、210万台(同0.16%減、同210万台)

世界のタブレット、ベンダー別シェア推移

2022年2Qの世界タブレットのシェア

2022年2Q(4~6月期)のシェアは、以下の通りとなっています。

ベンダー今期前年同期増減
1位 Apple 31.0% 32.0% △1.0
2位 Samsung 18.1% 20.3% △2.2
3位 Amazon 13.6% 10.7% 2.9
4位 Lenovo 8.7% 11.7% △3.0
5位 Huawei 5.3% 5.3%

1位はAppleで、31.0%(前年同期に対して1.0ポイント減、前年同期32.0%)

2位のSamsungで、18.1%(同2.2ポイント減、同20.3%)

3位はAmazonで、13.6%(同2.9ポイント増、同10.7%)

4位はLenovoで、8.7%(同3.0ポイント減、同11.7%)

5位はHuaweiで、5.3%(同5.3%)

参考:世界Chromebook、ベンダー別出荷台数とシェア

2022年2Qのベンダー別出荷台数とシェア

上段:出荷台数、下段:シェア

ベンダー今期前年同期増減数増減率
1位 DELL 150万台 180万台 △30万台 △15.5%
25.5% 14.7% 10.8
2位 Acer 130万台 190万台 △60万台 △28.9%
22.6% 15.4% △7.2
3位 Lenovo 120万台 250万台 △130万台 △54.0%
19.4% 20.4% △1.0
4位 HP 90万台 430万台 △340万台 △78.6%
15.6% 35.2% △19.6
5位 Samsung 40万台 90万台 △50万台 △57.3%
6.2% 7.0% △0.8
全体 600万台 1,230万台 △630万台 △51.4%
100.0% 100.0%

参考

Worldwide Tablet Shipments Post Flat Growth in Q2 2022 While Chromebooks Experience a Sharp Decline, According to IDC

関連情報(当サイト)

世界のタブレット出荷台数の2022年1Qは3.9%減の3,840万台
2022年4月30日

2022年1Qの世界タブレット出荷台数とシェア

トップに戻る

関連記事

前へ

「Yoga 770」「Yoga 770i」「Yoga 970i」LenovoのWin11搭載の回転式2in1、最新CPUに強化

次へ

「Zenbook Pro 14 Duo OLED」ASUSのWin11搭載の2画面次世代ノートPC、メインは14.5型2.8K有機EL

Page Top