iPadの新たな広告「What will your verse be?」が掲載、まさにAppleのブランドイメージを強化する広告

iPadの新たな広告が掲載されました。
キャッチフレーズは「What will your verse be?」

Verse

引用:Apple.com

更新
 2014年5月02日 新サービス関連情報:音楽クラウドサービス「iTunes Match」が国内向け提供開始
 2014年1月14日

iPadの広告は、これまでは家庭や友人などとの日常的な利用シーンを描いて、利用することの「楽しさ」や「暖かさ」を印象付けていました。

iPadなどを利用すことで、多くの感動が生まれている」ことを強調しているように思います。

そして前回、さらに今回の広告では、特別(非日常的)な利用シーンが描かれており、「創造性」や「耐久性」さらには「洗練」「高級」といった印象を強く受けます。

今回の広告では、ダンサーの振り付け、音楽ステージ制作、映画撮影、アイスホッケーの作戦など、苛酷な場所や精細または素早い調整が必要な場面で利用されているシーンが綴られています。

キャッチフレーズは「What will your verse be?」で、直訳すると「あなたの詩は何でしょうか?」となるのでしょうか。

個人的な解釈ですが、以下の意味が込められていると考えます。

「一つひとつの詩を積み重ねていくと、そこには新たな物語が生まれる」
「その側には、iPadがある」

Your Verse」というサイトでは、以下の利用シーンなどを紹介しています。

  • ・深海での海洋生物調査での利用シーン
    タイトル「Taking exploration to new depths.」
  • ・世界最高位登山でのルート計画での利用シーン
    タイトル「Elevating the expedition.」(現在準備中)

日常での利用に加え、「特別な場面」でも利用されている。
まさに、Appleのブランドイメージを強化する広告になっていると感じます。

量的にはAndroid陣営に押されているAppleですが、これからも市場ポジショニングを確保していけるか注目しています。

新サービス関連情報

音楽クラウドサービス「iTunes Match」が日本のユーザー向けに提供開始

Appleのクラウドサービス「iCloud」のオプションとして提供される音楽クラウドサービスが国内でもサービス開始されました。

  • ・登録料は年額3,980円で、iTunes Storeから登録
  • ・概要
    • CDからリッピングしたものも含め、iTunesに保存している楽曲ファイルすべてがiCloudにアップロード
    • 同じApple IDで使っているすべての端末(Windows PCやApple TVを含む)のiTunesで音楽にアクセス可能
  • ・利用制限
    • iTunes Storeで購入したもの以外の楽曲は2万5000曲まで
    • 1ファイルは200Mバイト以下、1曲は2時間以下
    • DRMで保護されている曲はiCloudにアップロード不可
    • MacあるいはWindowsのiTunes 10.5.1以降、iOS端末の場合はiOS 5.0.1以降

関係する情報(当サイト)

MicrosoftとAppleのタブレット広告に見る訴求ポイントの違い、理性的か感情的か?どちらのルートでブランドを構築しているのか?
2013年7月13日

トップに戻る

関連記事

前へ

デバイス別とOS別の世界出荷台数、2014年全体では7.6%増の24.7億台、タブレットは2.6億台(PCは2.7憶台)、Gartner発表

次へ

「Mebius Pad」シャープがWindows8.1搭載(10.1インチ)タブレットを発売、IGZO液晶ディスプレイ

Page Top