2021年に発売されたWindows搭載タブレットと2in1の10インチ前後の12モデルを整理

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2021年に発売されたWindows搭載タブレット及び2in1の10インチクラスの一般向けモデルと法人・文教向けモデルについて、主なスペックを整理します。

2021年のWindows搭載モデルは、狭額縁の採用により13～15インチモデル中心に多くのモデルが発売されましたが、この10インチクラスは持ち運べるサイズでもあり、2台目用やエントリー向けモデルとしての標準的なスペックを装備したモデルに加え、各メーカの特徴を活かした魅力的なモデルが発売されています。

昨年に発売された10インチ前後の主なモデル

単位　CPU：GHz、画面：インチ、最小モデルの税別価格：円、「法」は法人向け、「文」は文教向けモデル

一般向けモデルの解像度別比較

Windows搭載の10インチクラスの一般向けのモデルでは、解像度（1920X1200）を中心に多くのモデルが展開された他、解像度（1280X800）で基本的な機能を装備した低価格モデルも発売されました。

2台目やエントリー向けでしたら低価格モデルを選択することになりますが、モバイルPCとして使用するのであれば解像度（1920X1200）モデルの選択になります。

この10インチクラスでも、ビジネス用途でも使用できるパナソニック「Let'snote RZ8」や日本マイクロソフト「Surface Go 3」の後継モデルが発売されました。

一方、10.1インチではインバースネット「FRONTIER FRT230P」やテックウインド「CLIDE W10D」、10インチクラスではLenovo「IdeaPad Duet 350i」や恵安「KI-G105U」と、基本スペックを装備した低価格モデルも発売されています。

コンパーチブル2in1のパナソニック「Let'snote RZ8」

• ・CPUを第8世代プロセッサーに強化し、Window 10 Pro搭載に統一

• ・基本的な構成は2020年秋冬モデルと同じLTE搭載（ブラック）と非搭載（シルバー）の2モデルで、スペックも継承しています。

10.5インチ着脱式2in1のマイクロソフト「Surface Go 3」

• ・CPUはPentium Gold 6500Yに強化し、OSにWindows 11 Home（S）を搭載

• ・主なスペックは、従来モデル「Surface Go 2」を継承

その他、10.1インチモデル

• ・インバースネット株式会社（本社：横浜市、ヤマダ電機グループ）の10.1インチ着脱式2in1「FRONTIER FRT230P」は、CPUを「Celeron N4020」に強化し、10.1インチ（解像度：1280 x 800）、メモリが4GB DDR3L、ストレージは64GB eMMCを搭載し、キーボード（日本語83キー JIS規格準拠）を付属して、低価格を実現しています。

• ・テックウインド株式会社の10.1インチ着脱式2in1「CLIDE W10D」は、CPUを「Celeron N4000」、10.1インチ（解像度：1920 x 1200）、メモリが4GB LPDDR4L、ストレージは64GBを搭載、専用日本語キーボードを付属し、背面タッチパッドを搭載したモデルです。

その他、10インチクラスのモデル

• ・Lenovoの10.3インチ着脱式2in1「IdeaPad Duet 350i」は、CPUを「Celeron N4020」、10.3インチ（解像度：1920 x 1200）、メモリが4GB DDR4、ストレージは128GB eMMCを搭載し、ディスプレイは背面にキックスタンドを備えて自立可能で、キーボードは直接接続する他、Bluetoothによるワイヤレス接続にも対応したモデルです。

• ・恵安の10.5インチ着脱式2in1「KI-G105U」は、CPUを「Celeron N4120」、10.5インチ（解像度：1920 x 1200）、メモリが4GB LPDDR4、ストレージは128GB eMMCを搭載し、本体背面にM.2 SSD拡張スロットを装備し、SATA接続でフォームファクタがType 2242のM.2 SSD（最大1TB）を別途増設可能なモデルです。

また、2020年度から必修化され、政府が推進するGIGAスクール構想の推奨スペックに対応したモデルも発売されていますので整理します。

このクラスでは、Dynabook、富士通、NECの主要メーカーが後継モデルを発売しており、子どもが使うことを想定した機能を搭載しています。

主なスペックの比較（10.1インチクラス）

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