先日、米国の調査会社comScoreから「米国内スマートフォンの3ヶ月毎の平均シェア(February 2013 U.S. Smartphone Subscriber Market Share)」が発表されましたので、その概要を整理しておきます。
今回発表のデータにおいても、プラットフォーム別で昨年12月から減少に転じているGoogleが今回もシェアを落とし、Appleがシェアを伸ばしています。
携帯電話全体にスマートフォンが占める割合は57%の1,337億人、OEMメーカー別とプラットフォーム別は、以下の通りとなっています。
- ・OEMメーカー別でもプラットフォーム別でも、Appleの伸びが続いています。
- ・プラットフォーム別では、
前回当サイトでご紹介した世界市場ではGoogle(Android)も伸びていますが、米国においては昨年12月以降減少に転じています。
- ・先進国に強いApple(iOS)に対し、多種多様な機種を幅広い市場(地域)で展開するGoogle(Android)という構図が見て取れます。
それぞれの製品コンセプトを考えると当然かもしれません。
OEMメーカー別シェア
- ・Appleが、昨年11月発表値から3.9ポイント増の38.9%で1位
- ・Samsungが、同1.0ポイント増の21.3%で2位
- ・3位がHTCで9.3%(1.7ポイント減)、4位がMotorolaで8.4%(1.1ポイント減)、5位がLGで6.8%(0.2ポイント減)
プラットフォーム別シェア
- ・Googleが、昨年11月発表値から2.0ポイント減の51.7%で1位
- ・Appleが、同3.9ポイント増の38.9%で2位
- ・3位がBlackBerryで5.4%(1.9ポイント減)、4位がMicrosoftで3.2%(0.2ポイント増)、5位がSymbianで0.5%(増減なし)
参考
comScore Reports February 2013 U.S. Smartphone Subscriber Market Share
APRIL 4, 2013、comScore
スマートフォンの2012年の世界及び日米のシェア、調査機関各社ともOS別でAndroidとiOS合わせて90%超
2013.4.2、当サイト
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