10月5日に米国の調査会社comScoreが「August 2011 U.S. Mobile Subscriber Market Share」で、8月時点の米国スマートフォン市場のシェアと5月時点からの増減を発表しました。
過去の発表資料をもとに、直近の推移をまとめておきます。
米国スマートフォン利用者のシェア(2011年8月時点)
- ・プラットフォーム(利用者)では、
Googleが今年に入って急増して43.7%でトップを維持しているのに対し、Appleは微増で2位の27.3%となっています。
- ・OEM含む端末メーカ別では、
Samsungが微増の25.3%でトップを維持しているのに対し、Appleは微増で4位の9.8%となっています。
一方、3位のMotorolaと5位のRIMは減少が続いています。
4月に整理した時に比べると、利用者シェアでGoogleが大きく躍進し、端末メーカ別ではAppleが堅調に伸びています。
特にAppleにおいては、先日のSteve Jobs氏死去の影響、iPhone4Sの反応とiPhone5への期待、一方Motorola買収によるGoogleの包囲網など、今後の動向に目が離せません。
米国内の端末メーカー別シェア(2011年8月時点)
1位 Samsung:25.3%(0.5%増) [Samsung:24.8%]
2位 LG:21.0%(0.1%減) [LG:21.1%]
3位 Motorola:14.0%(1.1%減) [Motorola:15.1%]
5位 Apple:9.8%(1.1%増) [Apple:8.7%]
4位 RIM:7.1%(1.0%減) [RIM:8.1%]
( )2011年5月期からの増減、[ ]5月のシェア
参考
・comScore Reports(2011.10.5)
August 2011 U.S. Mobile Subscriber Market Share
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