東芝のWin8.1 with Bing搭載タブレット
業界初のワコム新技術「アクティブ静電結合方式」筆圧ペン付属
8.0インチ「dynabook Tab S68/NG」
10.1インチ「dynabook Tab S80/NG」とBluetoothキーボード付属「S90/NG」

「dynabook Tab S68（8.0inch）」東芝

更新
　2015年09月04日　後継モデル：2015年秋冬モデル「S80/TG」「S90/TG」発表、Win10搭載でﾍﾟﾝ付
　2015年08月05日　関連モデル：8.9型「N29/TG」と10.1型「N40/TG」発表、Win10搭載でキーボード付
　2015年02月09日　製品関連情報：法人向けMVNOサービス「TIEモバイル」の販売を開始
　2015年01月30日　関連モデル：2015年春モデル「S38/PG」「S50/PG」を発表
　2015年01月20日　他サイトのレビュー記事：「ビジネス特化タブレット」の3つのスゴさと1つの弱点
　2014年12月16日　製品関連情報：「dynabook Tab S90/S80/S68」を12月19日から発売
　2014年12月11日　製品関連情報：「dynabook Tab S80」「dynabook Tab S68」の法人向けモデル発表
　2014年11月21日

東芝からWindows 8.1 with Bing搭載タブレットが発表されましたので、主な特徴とスペックを整理します。

8.0インチ「dynabook Tab S68/NG」、10.1インチ「dynabook Tab S80/NG」とBluetoothキーボード付属「S90/NG」の3つのモデルです。

今年7月に発売された8.0インチ「dynabook Tab S38」及び10.1インチ「dynabook Tab S50」をベースに、ワコムが開発した新技術「アクティブ静電結合方式」筆圧ペン機能を業界で初めて採用したタブレットです。

発売は2014年12月19日からで、直販価格（税別）は以下の予定です。

• ・8.0インチ、メモリ2GB、ストレージ64GB
  
  • dynabook Tab S68/NG（PS68NGP-NXA）：62,500円

• ・10.1インチ、メモリ2GB、ストレージ64GB
  
  • dynabook Tab S80/NG（PS80NGP-NXA）：73,500円
  • dynabook Tab S90/NG（PS90NGP-NXA）：82,500円
    Bluetoothキーボード付属

なお、「dynabook Tab S38」と「dynabook Tab S50」も、ストレージ32GBモデルは引き続き販売されるようです。

今回発表された8.0インチ「dynabook Tab S68/NG」、10.1インチ「dynabook Tab S80/NG」とBluetoothキーボード付属「S90/NG」の3つのモデルは、従来モデルに対して以下の特徴があります。

1.ワコムが開発した新技術「アクティブ静電結合方式」筆圧ペン機能を業界で初めて採用

• ・タッチとペンの検出を静電容量による同じコントローラで制御し、ペン側にも位置検知や筆圧情報送信のためのコントローラを装備することにより、電磁誘導方式に近い精度や2,048段階の筆圧検知に対応

• ・筆圧検知や再現するアルゴリズムについては、電磁誘導方式と同じものを使用

• ・ペン側には、単6形電池を使用

• ・ペン先の認識に影響を与える電気的ノイズを除去し、省スペースに実装

• ・手書き文字の直線性の改良や位置精度の向上、筆圧応答精度の向上、筆跡追従性の高速化、紙とペンに近い書き心地となる摩擦の最適化を実現

• ・摩擦の最適化のために、表面に薄さ1mmのフィルムを採用

2.ペン機能をフル活用するためのアプリ「Truシリーズ」をプリインストイール

• ・TruNote
  
  • 最大1,000冊/1,000ページを利用できるノートアプリで、手書き文字をOCRすることで検索などが可能なアプリ
  • さらに、手書き中にも次の文字を提案するサジェスト機能や手書きした文字を後から修飾する機能
  • 図形などを自動整形してのOffice形式への変換も可能

• ・TruCapture
  
  • ホワイトボードや黒板を撮影してテキスト変換が可能なアプリ

• ・TruRecorder
  
  • 音声解析を行なうことで、話者ごとに音声を分類表示できる音声録音が可能なアプリ

3.ハード仕様の変更（以下の機能以外の主な仕様は、従来機と同様）

• ・背面カメラを8.0MPに強化
  （従来モデルは5.0MP、前面カメラは従来同様1.2MP）

• ・無線LANに802.11 aを追加
  （従来モデルは802.11 b/g/n）

• ・サウンド機能をステレオマイクに強化
  （従来モデルはモノラルマイク、スピーカーは従来同様ステレオスピーカー）

• ・サイズは、各モデルとも厚さが0.1mm厚く、重量は約10g重い

4.アプリケーションを追加

• ・TVコネクトスイート
  
  • テレビやレコーダーに録画した番組や放送中の番組を、家の好きな場所で楽しむことが可能
  • さらに、自宅のレグザサーバーやレグザブルーレイに録画した番組を、出先のWi-Fiスポットなどでリモート視聴が可能

• ・東芝スクリーンミラーリング
  
  • PCの動画をワイヤレスでタブレットに表示でき、セカンドディスプレイとしても利用が可能

• ・筆ぐるめ 21 for TOSHIBA（「S80/NG」と「S90/NG」のみ）
  
  • お気に入りの写真やイラスト及び文章を選ぶことにより、オリジナル年賀状作成が可能

なお、Webオリジナルモデルは、

• ・3年間の無償保証が標準で付属し、

• ・通常は保証対象外となる破損、液損、災害による損傷及び盗難などの事故にも対応した「東芝PCプレミアム保証」も同時に購入できます。

既に販売されているタブレットに比べて、性能は標準的で少し高めの価格ではありますが、2,048段階の筆圧検知に対応したﾍﾟﾝに有効活用を支援するアプリを付属しているのに加え、様々な独自の機能を搭載しており、発売が楽しみなタブレットです。

主な特徴（一部、製品サイトから引用）

• ・CPUは、Atom Z3735F（1.33GHz、最大1.83GHz）、4コア
  インテル HD グラフィックス

• ・プリインストールOSは、Windows 8.1 with Bing（32ビット）

• ・ディスプレイは、WXGA TFTカラー（1280X800）、広視野角、省電力LEDバックライト

• ・RAMは2GB DDR3L-1333対応 SDRAM、ストレージは64GB

• ・カメラは、前面が1.2MP、背面が8.0MP

• ・外部接続には、Bluetooth 4.0、無線LAN802.11 a/b/g/n、micro USB
  「S80/NG」と「S90/NG」には、micro HDMIが追加

• ・カードスロットは、micro SD

• ・センサーは、ジャイロ、加速度、電子コンパス、GPS

• ・その他、
  
  • デジタイザーペン付属
  • 「S90/NG」には、Bluetooth キーボード付属
    87キー（JIS配列準拠）、キーピッチ：17.5mm、キーストローク：1.5mm

• ・プリインストールソフト
  
  • Office Home and Business 2013
  • Truシリーズ：TruNote、TruRecorder、TruCapture
  • TVコネクトスイート
  • 東芝スクリーンミラーリング
  • 思い出フォトビューアー クッキングプラス
  • Dolby Digital Plus
  • 筆ぐるめ 21 for TOSHIBA（「S80/NG」と「S90/NG」のみ）

• ・サイズは、
  
  • 「S68/NG」
    210.7x132.0x9.6（mm）、重量は約395g
    駆動時間 JEITA Ver2.0：約7.5時間、JEITA Ver1.0：約10.5時間
  • 「S80/NG」「S90/NG」
    258.8x175.0x9.1（mm）、重量は約565g、「S90/NG」のキーボード付は約1,005g
    駆動時間 JEITA Ver2.0：約7.0時間、JEITA Ver1.0：約9.5時間

主なスペックの比較

「dynabook Tab S90/S80/S50」「dynabook Tab S68/S38」

製品関連情報

法人向けMVNOサービス「TIEモバイル」の販売を開始
2015年2月9日

東芝情報機器株式会社 NTTコミュニケーションズ株式会社と協業し、株式会社NTTドコモの高速LTE回線を活用したモバイルデータ通信回線サービス

• ・下り最大150Mbps、上り最大50Mbpsでの転送に対応

• ・1ヶ月の通信容量に応じて、1GB、2GB、3GB、5GB、7GBの5種類の容量別データ通信プラン

• ・料金は1GBが月額950円(税別)から
  
  • その他、1回線ごとに開通手数料3,000円、ユニバーサルサービス料が月額2円
  • なお、通信容量を超えた場合は、通信速度が送受信とも200kbpsに制限

• ・メニュー体系は、
  
  • 基本構成モデルが、SIMカードとタブレット／PC本体、dynaCloud、保守パック（選択可能）を組み合わせた「フルスターターパック」
  • SIMカードとタブレット／PC本体、保守パック（選択可能）を組み合わせた「ネットスターターパック」
  • SIMカードのみの「回線」など

• ・LTE通信機能付きPCは、
  
  • 10.1インチWindowsタブレット「S80」
  • 11.6インチデタッチャブル（2in1）ノートPC「V714」
  • 11.6インチWindowsタブレット「VT714」

• ・詳細情報
  
  • プレスリリース
  • 「TIEモバイル」サービス

業務の生産性向上を追求した、法人向けWindowsペンタブレットを発売
2014年12月11日　株式会社東芝　パーソナル＆クライアントソリューション社

「dynabook Tab S80」と「dynabook Tab S68」の法人向けモデルを発表

• ・発売予定：2014年12月下旬

• ・主なスペック
  
  • OSは、Windwos 8.1 Pro（32ビット）に変更
  • ストレージは32GB又は64GBから選択、Office Home and Business 2013の有無も選択可能
  • 「dynabook Tab S80」は、カスタマイズオプションによりNTTドコモの高速データ通信サービス「Xi」対応モデルも選択可能
  • その他、「アクティブ静電結合方式」筆圧ペン、アプリ「Truシリーズ」搭載など、主なスペックは個人向けと同様

• ・製品情報
  
  • dynabook Tab S80/N
  • dynabook Tab S68/N

関連モデルの情報（当サイト）

8.0インチWindows搭載モデル

タブレットの比較（2014年新春）、8インチWindows搭載の6機種まとめ
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ドスパラ Diginnos DG-D08IW	ヤマダ電機 EveryPad Pro	DELL Venue 8 Pro 3000
2014年11月	2014年11月	2014年11月
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10.1インチWindows搭載モデル

10.1インチWin8.1 with Bing搭載のキーボードとOffice付属モデル
2014年9月3日

東芝 dynabook Tab S50/36M	エプソン Endeavor TB20S	ﾏｳｽｺﾝﾋﾟｭｰﾀｰ m-Tab iCE1000WN	MSI S100

㈱ユニットコム 10P1100T	Lenovo YOGA 2-1051F	ASUS TransBook T100TAM
2014年9月	2014年10月	2014年11月
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富士通 ARROWS Tab QH55	NEC LaVie Tab W（2014年秋冬）	マイクロソフト Surface Pro 3
2014年12月	2014年10月	2014年7月
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「dynabook Tab S68（8.0inch）」東芝

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