LT-MS08Z/BCC2、8.0型Android搭載（バーコード・ICカードリーダー、指紋スキャナ搭載）
LZ-WA10/W1、10.1型Windows搭載（薄型軽量モデル）

更新
　2021年08月06日　関連モデル：10.1型Windowsタブレット「LZ-WB10H/WZ」を追加
　2020年10月21日　関連モデル：温度拡張タッチパネルPC「LIB-JT15P」「LIB-JT17P」を追加
　2019年12月11日　対抗モデル：DELLの11.6型タフネス「New Latitude 7220 Rugged Extreme」、法人向け
　2019年09月06日

ロジテックINAソリューションズ株式会社の堅牢タブレット（ZEROSHOCKタブレット）に、8.0インチAndroid搭載「LT-MS08Z/BCC2」と10.1インチWindows搭載「LZ-WA10/W1」が発表されましたので、主な特徴とスペックを整理します。

発売開始は2019年9月初旬の予定で、最小構成の直販価格（税別）は以下の通りです。

なお、今年2019年2月に発売された8.0インチAndroid搭載「LT-MS08シリーズ」には、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの国内主要3キャリアのネットワークに対応するLTEモジュール搭載モデル「LT-MS08C/BCC2」が、2019年6月から受注を開始されています。

ZEROSHOCKタブレットシリーズには、Windows搭載の10.1インチ「LT-WMT10シリーズ」が昨年2018年3月に、Android搭載の8.0インチ「LT-MS08シリーズ」が今年2019年2月に発売されていますが、両シリーズとも米国国防総省基準のテスト（MIL試験）をクリアし、防塵・防滴、耐環境性能を装備し、過酷な場所での業務利用を想定したタブレットです。

今回追加されたモデルは、従来モデルに以下の特徴が追加（非搭載）されています。

8.0インチAndroid搭載「LT-MS08Z/BCC2」

• ・バーコードリーダー、非接触ICカードリーダー搭載

• ・指紋スキャナー搭載

10.1インチWindows搭載「LZ-WA10/W1」

• ・CPUをIntel Atom Z8350（1.44GHz、4コア）に変更

• ・位置測位 GPS／GLONASS／QZSS（みちびき）/BeiDouに対応

• ・長時間使用、バッテリー交換 非可能

• ・USB2.0（Type A）×1追加、拡張コネクタ（排他オプション：COM拡張用または有線LAN拡張用）非搭載

• ・スタイラスペン非付属

ZEROSHOCKタブレットシリーズ共通

• ・耐衝撃・耐振動性能 米国国防総省基準のテストを実施（MIL-STD-810G試験）

• ・防塵・防滴性能 全面IP65準拠

• ・耐環境性能 -10℃～50℃の耐熱・耐寒性能

• ・手袋・雨天時操作：操作モードを切り替え不要で操作可能

• ・Android搭載モデルは、システムバー非表示で業務用に特化
  バージョン固定のAndroid 7.1.2を搭載、更にシステムバーの非表示が可能

基本モデルの主な特徴

8.0インチAndroid搭載「LT-MS08Z/BCC2」

1．CPUは、Rockchip RK3399（1.8GHz、6コア）

2．プリインストールOSは、Android 7.1.2（GooglePlayストア非対応）

3．ディスプレイは、

• ・8.0インチ WXGA（1280X800）、16：10

• ・10点マルチタッチ、輝度 470cd/㎡

4．メモリは2GB、ストレージは32GB eMMC

5．カメラは、

• ・前面が、1.9MP CMOS

• ・背面が、8.0MP CMOS

6．外部接続には、

• ・USB 3.0（Type-A） x 1、micro USB 2.0 x 1

• ・Bluetooth 4.2、無線LANはIEEE 802.11 a/b/g/n/ac、micro HDMI

7．カードスロットは、micro SD/SDHC/SDXC（最大512GB）

8．センサーは、

• ・GPS、GLONASS、QZSS（みちびき）

• ・加速度、ジャイロ、地磁気、照度

9．その他、

• ・防塵・防滴（IP65）

• ・耐落下衝撃：MIL-STD-810G（1.5m落下試験実施）

• ・スピーカ 1Wx2

• ・バーコードスキャナ（1次元/2次元）

• ・非接触ICカードリーダー（Type A、B、FeliCa、ISO/IEC 15693）

• ・指紋認証

10．サイズ

• ・232.6 x 149.0 x 22.0mm、重量 約907g

• ・駆動時間（JEITA2.0）：約14時間（バッテリー：11850mAh）

10.1インチWindows搭載「LZ-WA10/W1」

1．CPUは、Intel Atom Z8350（1.44GHz/最大1.92GHz、4コア）

2．プリインストールOSは、Windows 10 IoT Enterprise 2019 LTSC 64bit

3．ディスプレイは、

• ・10.1インチ WXGA（1280X800）、16：10

• ・10点マルチタッチ、輝度 400cd/㎡

4．メモリは4GB、ストレージは32GB eMMC

5．カメラは、

• ・前面が、2.0MP CMOS

• ・背面が、5.0MP CMOS

6．外部接続には、

• ・USB 3.0（Type-A） x 1、USB 2.0（Type-A） x 1

• ・Bluetooth 4.2、無線LANはIEEE 802.11 a/b/g/n/ac、micro HDMI

7．カードスロットは、micro SD/SDHC/SDXC（最大128GB）

8．センサーは、

• ・GPS、GLONASS、QZSS（みちびき）

• ・加速度、照度

9．その他、

• ・防塵・防滴（IP65）

• ・耐落下衝撃：MIL-STD-810G（1.2m落下試験実施）

• ・スピーカ 1Wx1

10．サイズ

• ・268.0 x 183.6 x 13.3、重量 約795g

• ・駆動時間（JEITA2.0）：約8時間（バッテリー：9000mAh）

ZEROSHOCKタブレットの主なスペック比較

関連モデルの情報（当サイト）

「LT-MS08シリーズ」、ロジテック（8.0型Android堅牢ZEROSHOCK）

「LT-WMT10シリーズ」ロジテック（10.1型Windows堅牢ZEROSHOCK）

今回追加された8型「LT-MS08Z/BCC2」と10.1型「LZ-WA10/W1」

「LT-MS08Z/BCC2」ロジテック（8.0型Android、ZEROSHOCKタブレット）

「LZ-WA10/W1」ロジテック（10.1型Windows、ZEROSHOCKタブレット）