15型「LIB-JT15P」、17型「LIB-JT17P」
Windows搭載の温度拡張タッチパネルPC

更新
　2021年08月06日　関連モデル：10.1型Windowsタブレット「LZ-WB10H/WZ」を追加
　2020年10月21日

ロジテックINAソリューションズ株式会社から、Windows IoT搭載の15インチ「LIB-JT15P」と17インチ「LIB-JT17P」が発表されましたので、主な特徴とスペックを整理します。

発売開始は2020年10月上旬からで、ディスプレイのサイズ違いのみで（主なスペックは共通）、それぞれの最小構成の直販価格（税別）は以下の通りです。

• ・LIB-JT15P（15.0インチ）：298,200円

• ・LIB-JT17P（17.0インチ）：328,200円

ロジテックには、耐衝撃タブレットのZEROSHOCKシリーズには、Windows搭載の10.1インチ「LT-WMT10シリーズ」が昨年2018年3月に発売され、2019年2月に10.1インチ「LZ-WA10/W1」が発売されています。

また、Android搭載モデルには、8.0インチ「LT-MS08シリーズ」が2019年2月に発売されています。

両シリーズとも米国国防総省基準のテスト（MIL試験）をクリアし、防塵・防滴、耐環境性能を装備し、過酷な場所での業務利用を想定したタブレットです。

一方、今回発表された「LIB-JT15P」「LIB-JT17P」は、耐周囲温度、耐振動・耐衝撃とハードウェア性能にこだわった、「温度拡張タッチパネルPC」で、操作方法に合わせて、タッチパネルのモードを「通常モード」「手袋モード」「水濡れモード」の3種類から選択することでスムースなタッチ操作を提供することを目的としています。

壁取付け金具を取付けることで壁への埋め込んだり、寒冷地や炎天下の倉庫や冷蔵倉庫内の操作端末としも利用できます。

また、オプションで6種類の専用拡張ボードが用意されており、用途に合わせてインターフェースを追加することもできます。

「LIB-JT15P」「LIB-JT17P」基本モデルの主な特徴

1．CPUは、Intel Core i5-6300U（2.4GHz/最大3.0GHz、2コア、ファンレス）

2．プリインストールOSは、Windows 10 IoT Enterprise 2019 LTSC 64bit

3．ディスプレイは、

• ・LIB-JT15P：15.0インチ XGA（1024 x 768）、4：3、10点マルチタッチ、輝度300cd/㎡

• ・LIB-JT17P：17.0インチ SXGA（1280 x 1024）、5：4、10点マルチタッチ、輝度350cd/㎡

4．メモリは4GB DDR4（16GBまで可能）、ストレージは60GB SSD（240GBまで選択可能）

5．カメラは、非搭載

6．外部接続には、

• ・USB 3.0（Type-A） x 4（背面）

• ・RS-232 COM（D-Sub 9pin）x2（背面）、LAN（10/100/1000Mbps）x2（背面）、80pinオリジナル拡張スロット x1（側面）

7．その他、

• ・IP65（前面）、IP41（背面）

• ・耐振動2G、耐衝撃20G

• ・スピーカー 0.6Wx2（ステレオ）

10．サイズ

• ・LIB-JT15P：350.5 x 274.5 x 67.5mm、重量 約4,200g

• ・LIB-JT17P：392.7 x 325.3 x 74.2mm、重量 約5,200g

• ・電源は、AC電源

主なスペック比較

関連モデルの情報（当サイト）

8型Android搭載「LT-MS08Z」と10.1型Windows搭載「LZ-WA10」

今回追加された「温度拡張タッチパネルPC」

「LIB-JT17P」ロジテック（17.0型、Windows）

「LIB-JT15P」ロジテック（15.0型、Windows）