GPD WIN Mini 2025、GPD Technology製のWindows11 Home搭載7.0インチポータブルゲームPC
CPUにRyzen 5 7640UまたはRyzen 7 7840Uを採用したクラムシェル形状、新たに筐体を作り直して効果的な冷却を実現

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　2025年01月29日

GPD Technology製の7.0インチWindows11搭載のポータブルゲーミングPC「GPD WIN Mini 2025」の国内正規版の発売を、株式会社天空が発表しましたので、主な特徴とスペックを整理します。

発売予定は2025年3月上旬（予約受付開始は1月29日）で、直販の通常価格（税込）は以下の通りで、現在は予約特典として割引価格を適用しています。

• ・CPU Ryzen 7 8840U、メモリ 16GB、ストレージ 1TB：146,000円

• ・CPU Ryzen AI 9 HX 370、メモリ 32GB、ストレージ 2TB：232,000円

今回のモデルは、従来モデルの特徴を継承し、CPUをRyzen 7 8840UまたはRyzen AI 9 HX 370に強化した、クラムシェル形状のポータブルゲームPCです。

7.0インチディスプレイは、輝度500nit/ピクセル密度314ppiで、120Hzの高リフレッシュノートをサポートしています。

そして、WIN Max 2と同等のホール効果センサー採用の3Dジョイスティック、カスタマイズ可能なL4/R4キーやジャイロセンサー/バイブレータを内蔵し、2つのカスタマイズキーと2段階調整可能なバックライト付きキーボード、DTS: X Ultra サウンドエフェクトに対応したAACスーパーリニア・デュアルスピーカーを搭載しています。

特に今回のモデルでは、新たに筐体を作り直し、冷却ヒートシンクの適用部分を拡大するなどの内部の配置を変更することで効果的な冷却（35％の熱放散の改善）を実現し、TPD 35W まで設定を可能にしたのに加え、バッテリーの寿命を長くする「いたわり充電」設定も可能にしました。

WINシリーズは、初代はクラムシェル形状で2016年に登場したシリーズで、初代はCPUにAtom Z8750を搭載し、2代目はCore m3-7Y30に強化しました。

そして、3代目となる「WIN3」を2021年に投入し、CPUを第11世代Coreに強化、スライダー形状に変更し、キーボードを静電容量によるタッチ方式に変更しました。

4代目となる「WIN4」は、画面サイズを従来の5.5型から6.0型に拡大、解像度も従来の1280x720から1920x1080に向上し、キーボードを物理ボタンに戻しました。

なお、「WIN3」以降には、「WIN Max」シリーズはクラムシェルを引き継ぎ、後継の「WIN Max 2」は10.1型まで大型化しました。

2024年5月展開の「WIN Max 2 2024」に続き、2025年1月にはCPUにRyzen AI 9 HX 370を採用した「WIN Max 2 2025」を展開しました。

一方「WIN Mini」は、クラムシェルにして7.0型に小型化して、2023年12月に展開しました。

そして今回の「GPD WIN Mini 2025」は、従来モデルの特徴を継承し、CPUにRyzen AI 9 HX 370を採用、冷却構造を見直すためにシャーシからすべて作り直したモデルです。

主な特徴（一部、製品サイトから引用）

１．CPUは、

• ・Ryzen AI 9 HX 370（2.0GHz/最大5.1GHz、12コア）
  グラフィックス：AMD Radeon 890M（16CU、表示周波数 最大2,900MHz）

• ・Ryzen 7 8840U（3.3GHz/最大5.1GHz、8コア）
  グラフィックス：AMD Radeon 780M（12CU、表示周波数 最大2,700MHz）

２．プリインストールOSは、Windows 11 Home（64bit）

３．ディスプレイは、

• ・7.0インチ LTPS 1920 x 1080、第6世代 Gorilla Glass

• ・輝度 500nit、ピクセル密度 314ppi、リフレッシュレート：60Hz/120Hz、AF+ARコーティング、反射防止、DC調光、10点マルチタッチ

４．メモリとストレージの組み合わせは、

• ・Ryzen AI 9 HX 370モデル：メモリ 32GB LPDDR5X-7500/ストレージ 2TB M.2 NVMe 2280 SSD（PCI Express 4.0 x4接続）

• ・Ryzen 7 8840Uモデル：メモリ 16GB LPDDR5X-7500/ストレージ 1TB M.2 NVMe 2280 SSD（PCI Express 4.0 x4接続）

５．外部接続には、

• ・USB4 Type-C x1、USB 3.2 Gen Type-C/Gen2 x1、USB Type-A x1

• ・無線LANはWi-Fi 6E（IEEE802.11 a/b/g/n/ac/ax）、Bluetooth 5.3、OCuLinkインターフェース

６．カードスロットは、micro SD/SDHC/SDXC

７．センサーは、6軸ジャイロスコープ（3軸重力センサー＋3軸ジャイロセンサー）

８．その他、

• ・キーボードは、QWERTYキーボード配列、バックライト/シザースイッチキー、精密タッチパッド（PTPモード）

• ・デュアルハイパーリニアスピーカー（ドイツAACスピーカー x2）、DTS:X Ultraオーディオテクノロジー対応、マイク内蔵

• ・カスタムキー：L4/R4、ホール効果ジョイスティック（シンクイン設計/押下式L3・R3サポート）、デュアルリニアモーター、L2/R2 リニアアナログトリガーボタン

• ・新しいファンと冷却モジュールを採用することでTDP 35W稼働実現

• ・オプション（別売）：GPD G1 拡張ドック、ゲーミンググリップ

９．サイズは、

• ・172 x 109 x 27(mm)、重量：約555g

• ・バッテリー：44.24 Wh、
  重いゲーム：約3時間、普通のゲーム：約6～8時間、軽いゲーム：：約14時間）

主なゲーミングPCのスペック比較（7.0インチ）

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「OneXFly F1 Pro」ONE-NETBOOK（7.0型ポータブルゲーミングPC）

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