GPD WIN Mini、GPD Technology製のWindows 11 Home搭載7.0インチポータブルゲームPC
CPUにRyzen 5 7640UまたはRyzen 7 7840Uを採用した、クラムシェル形状

関連情報
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GPD Technology製の7.0インチWindows11搭載のポータブルゲーミングPC「GPD WIN Mini」の国内正規版の発売を、株式会社天空が発表しましたので、主な特徴とスペックを整理します。

発売予定は2023年12月下旬（予約受付開始は9月26日）で、直販の通常価格（税込）は以下の通りですが、CPU Ryzen 7 7840U搭載モデルには予約特典として割引価格を適用しています。

• ・CPU Ryzen 5 7640U、メモリ 16GB、ストレージ 512GB：115,100円

• ・CPU Ryzen 7 7840U、メモリ 32GB、ストレージ 512GB：143,700円

• ・CPU Ryzen 7 7840U、メモリ 32GB、ストレージ 2TB：168,000円

• ・CPU Ryzen 7 7840U、メモリ 64GB、ストレージ 2TB：192,400円

今回のモデルは、「GPD WIN 2」のデザインを継承し、CPUにRyzen 5 7640UまたはRyzen 7 7840Uを採用した、クラムシェル形状のポータブルゲームPCです。

7.0インチディスプレイは、輝度500nit/ピクセル密度314ppiで、120Hzの高リフレッシュノートをサポートしています。

そして、WIN Max 2と同等のホール効果センサー採用の3Dジョイスティック、カスタマイズ可能なL4/R4キーやジャイロセンサー/バイブレータを内蔵し、2つのカスタマイズキーと2段階調整可能なバックライト付きキーボード、DTS: X Ultra サウンドエフェクトに対応したAACスーパーリニア・デュアルスピーカーを搭載しています。

さらに今回のモデルでは、「WIN3」以降のバッテリー改善も継続し、44.24Whリチウムバッテリーを搭載し、寿命が50％向上したとしています。

WINシリーズは、初代はクラムシェル形状で2016年に登場したシリーズで、初代はCPUにAtom Z8750を搭載し、2代目はCore m3-7Y30に強化しました。

そして、3代目となる「WIN3」を2021年に投入し、CPUを第11世代Coreに強化、スライダー形状に変更し、キーボードを静電容量によるタッチ方式に変更しました。

4代目となる「WIN4」は、画面サイズを従来の5.5型から6.0型に拡大、解像度も従来の1280x720から1920x1080に向上し、キーボードを物理ボタンに戻しました。

そして、次期「WIN5」はスライダー+液晶大型化の方向で考えていると発表しています。

なお、「WIN3」以降には、「WIN Max」シリーズはクラムシェルを引き継ぎ、後継の「WIN Max 2」は10.1型まで大型化しています。

そして今回の「WIN Mini」は、クラムシェルにして、7.0型に小型化しました。

主な特徴（一部、製品サイトから引用）

１．CPUは、

• ・Ryzen 5 7640U（3.5GHz/最大4.9GHz、6コア）
  グラフィックス：AMD Radeon 760M（RDNA 3、8CU、表示周波数 最大2,600MHz）

• ・Ryzen 7 7840U（3.3GHz/最大5.1GHz、8コア）
  グラフィックス：AMD Radeon 780M（RDNA 3、12CU、表示周波数 最大2,700MHz）

２．プリインストールOSは、Windows 11 Home（64bit）

３．ディスプレイは、

• ・7.0インチ FHD（1920 x 1080）、第6世代 Gorilla Glass

• ・輝度 500nit、ピクセル密度 314ppi、リフレッシュレート：60Hz/120Hz、AF+ARアンチグレアコーティング、反射防止、DC調光、指紋防止

４．メモリとストレージの組み合わせは、

• ・Ryzen 5 7640Uモデル：メモリ 16GB LPDDR5-6400/ストレージ 512GB SSD（PCI Express 4.0 x4接続）

• ・Ryzen 5 7840Uモデル：メモリ 32GB LPDDR5-6400/ストレージ 512GBまたは2TB SSD（PCI Express 4.0 x4接続）、メモリ 64GB LPDDR5-6400/ストレージ 2TB SSD（PCI Express 4.0 x4接続）

５．外部接続には、

• ・USB4 x1、USB 3.2 Type-C/Gen2 x1

• ・無線LANはWi-Fi 6E（IEEE802.11 a/b/g/n/ac/ax）、Bluetooth 5.2、OCuLinkインターフェース

６．カードスロットは、micro SD/SDHC/SDXC（最大UHS-Ⅰ対応）

７．センサーは、6軸ジャイロスコープ（3軸重力センサー＋3軸ジャイロセンサー）

８．その他、

• ・キーボードは、QWERTYキーボード配列、バックライト/シザースイッチキー採用

• ・デュアルスピーカー、デュアルハイパーリニアスピーカー、ヘッドフォンとスピーカーの両方がDTSをサポート、マイク内蔵

• ・カスタムキー：L4/R4、ホール効果ジョイスティック（シンクイン設計/押下式L3・R3サポート）、デュアルリニアモーター

• ・アクティブ冷却/大型ファン＋デュアルヒートパイプ

９．サイズは、

• ・168 x 109 x 26(mm)、重量：約520g

• ・バッテリー：44.24 Wh、
  重いゲーム：約2時間、普通のゲーム：約3～6時間、軽いゲーム：：約10時間）

7インチクラスのゲーミングPCとのスペック比較

関連モデルの情報（当サイト）

「AYANEO KUN」AYANEO（8.4型ポータブルゲーミングPC）

「ROG Ally」ASUS（7.0型ポータブルゲーム機）

「GPD WIN4」GPD（6.0型ゲーミングPC）

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