LAVIE Hybrid ZERO、NECのWindows10搭載の2-in-1（2017年春モデル）
13.3型回転式モデルはCPUを強化して世界最軽量、11.6型着脱式はアプリ更新

更新
　2018年10月16日　後継モデル：13.3型回転式「LAVIE Hybrid ZERO」、CPUを第8世代プロセッサに強化
　2017年03月28日　他サイトのレビュー記事：タッチ対応で769g実現の世界最軽量13.3型2in1
　2017年02月07日

NECからWindows 10 Home搭載の「LAVIE Hybrid ZERO」シリーズの2017年春モデルが発表されましたので、主な特徴とスペックを整理します。

今回の「LAVIE Hybrid ZERO」シリーズは、13.3インチクラスにディスプレイ360度回転式2-in-1「HZ750/GA」「HZ550/GA」「HZ350/GA」、そして11.6インチクラスにディスプレイ着脱式2-in-1「HZ330/GAS」「HZ300/GA」の計5モデルとなりました。

販売開始は2017年3月2日からの予定で、直販サイト「NEC Direct」での販売価格（税別）は、以下の通りです。

従来モデル（2016年秋冬モデル）には、13.3インチディスプレイが180度まで開くクラムシェル「HZ550/FAB」と11.6インチタブレット単体「HZ100」がありましたが、今回で全て2-in-1スタイルに統一されました。

13.3インチ回転式の3モデルは

• ・従来のクラムシェル「HZ550/FAB」の約779gに対し、今回の「HZ350/GA」は世界最軽量となる約769gの軽量化を実現

• ・CPUを第7世代Core iプロセッサ（Kaby Lake）に強化した他は、従来モデルのスペックを継承
  但し、ディスプレイ解像度を1920X1080（FHD）に統一

• ・狭額縁デザインの採用により平面積で従来比約10％の小型化、A4用紙サイズ相当のコンパクトデザイン
  従来モデル：319x217x16.9mm　→　今回：305x205x16.9mm

• ・Webカメラをディスプレイ下部に搭載、本体前面にインジケータを装備するなどで全体を調整

• ・ニーズにより選べる2つのバッテリ容量

• ・カラーバリエーションは、ムーンシルバーに加え、プレシャスゴールドとメテオグレーを追加

11.6インチ着脱式の2モデルは

• ・タブレット単体モデルをなくして、SIMロックフリーのLTE対応モデルと非対応モデルの2モデルに集約し、主なスペックは従来モデルを継承

• ・新たにキャリアアグリゲーションに対応し、搭載するアプリケーションが2017年春モデル仕様に変更

• ・11.6インチ着脱式では、本体単体及びキーボード付属ともに依然世界最軽量

特に13.3インチクラスは、2012年7月に「異次元の軽さ」とした初代「LaVie Z」の約875g以来（「LAVIE Hybrid ZERO」としての発売は2015年1月）、常に技術課題に挑戦した集大成と位置付けています。

また、富士通が先日発表した13.3インチクラムシェル「LIFEBOOK UH75/B1」の約777gよりも軽い数値を更新したことになります。

2017年春モデルの主なスペック比較

関連モデルの情報（当サイト）

「Windows搭載の13.3インチディスプレイ回転型モデルの比較
2015年2月22日

「LAVIE Hybrid ZEROシリーズ」NEC（2016年秋冬モデル）

「LAVIE Hybrid ZERO」2017年春モデル

「LAVIE Hybrid ZERO（HZ750/GAシリーズ）」NEC

「LaVie Hybrid ZERO（HZ550/GAシリーズ）」NEC

「LaVie Hybrid ZERO（HZ350/GAシリーズ）」NEC

「LAVIE Hybrid ZERO（HZ330/GAS）」NEC

「LAVIE Hybrid ZERO（HZ300/GAシリーズ）」NEC