Kindle Scribe、Amazonの10.2型電子書籍リーダー
Kindle史上初の手書き入力機能搭載、ペンで書籍への書き込みやノート作成可能

関連情報
　2022年11月14日　対抗モデル：Onyxの7.0型電子書籍リーダー「BOOX Leaf2」、物理ボタンとカードスロット搭載
　2022年09月29日

Amazonが、10.2インチ 電子書籍リーダー「Kindle Scribe」を発表しましたので、主な特徴とスペックを整理します。

ストレージ容量の違いで3モデルがあり、発売開始は2022年11月30日から（現在予約受付中）です。

販売価格（税込）は、16GB搭載のスタンダードペン付属が47,980円、プレミアムペン付属が51,980円、32GB搭載のプレミアムペン付属が54,980円、64GB搭載のプレミアムペン付属が59,980円です。

Kindle史上初の手書き入力機能を搭載し、本物の紙のような読み心地と書き心地、付属のペンによる新たな体験を実現するモデルです。

付属する充電不要なペンは、スタンダードペン（16GB搭載モデルのみ）とプレミアムペンの2種類があります。

• ・手書き文字の太さ調節、マーカー、消しゴム、元に戻すといった機能を装備しています。

• ・プレミアムペンではカスタマイズ可能なショートカットボタンを搭載して、消しゴム、マーカー、付箋追加といった機能を割り当てることができます。

ペンを使って、Kindle本のコンテンツには、任意の箇所に付箋を追加して、手書きのメモを追加することができる他、PDFなどの文書を取り込んで、ページ内に手書き入力をすることができます。

また、ノートやメモ帳、日記としても使え、罫線付き、白紙、ToDoリストなどの標準テンプレートを使って手軽に作成できます。

さらに、PDFファイルをインポートしてコメントを追加したり、Microsoft Wordなど対応する形式の文書に付箋を追加することができます。

なお別売で、スリムなKindle Scribe専用カバーを用意しています。

本体にフィットし、使用の際には二通りの折り返し方が選べ、カバーを閉じるとデバイス本体が自動的にスリープモードになり、開くと自動的に画面がオンになる機能を搭載しています。

基本モデルの主な特徴

1．CPUは、未発表

2．プリインストールOSは、未発表

3．ディスプレイは、

• ・10.2インチ Amazonディスプレイ（300ppi）

• ・フォント最適化技術、16階調グレースケール、色調調節ライト、明るさ自動調節機能付きのフロントライト

4．メモリは未発表、ストレージは16GB/32GB/64GB（端末本体に数千冊保存可能）

5．カメラは、非搭載

6．外部接続には、

• ・USB Type-C x 1

• ・Wi-Fi（802.11 b/g/n）

7．カードスロットは、非搭載

8．対応ファイルフォーマットは、

• ・Kindleフォーマット8 (AZW3)、Kindle (AZW)、TXT、PDF、保護されていないMOBI、PRCに対応

• ・HTML、DOC、DOCX、JPEG、GIF、PNG、PMP は変換して対応

9．その他、

• ・スタンダードペン（16GB搭載モデルのみ）またはプレミアムペン、交換用ペン先5個、充電不要、本体にマグネット装着

• ・オプションで、ファブリックカバー、レザーカバー、プレミアムレザーカバー

10．サイズ

• ・230 x 196 x 5.8mm、重量 約433g

• ・バッテリー：最大12週間利用可能（明るさ設定13、ワイヤレス接続オフで1日30分使用した場合）

「MatePad Paper」「BOOXシリーズ」との主なスペック比較

関連モデルの情報（当サイト）

「BOOX NoteAir2Plus」ONYX International（10.3型 E Ink）

「MatePad Paper」ファーウェイ（10.3型 E Ink）

「Kindle Scribe」Amazon（10.2インチ、電子書籍リーダー）