BOOX Tab X、Onyx Internatinal製の13.3インチ E Ink搭載Androidタブレット
描画専用GPUのBSRと重力センサーが初搭載、消しゴム機能付きPen2 Pro、A4サイズPDF等倍で2画面分割機能

関連情報
　2023年05月09日　関連モデル：Onyxの10.3型「BOOX Tab Ultra C」、カラー電子ペーパーKaleido 3搭載
　2023年01月10日

SKT株式会社が、Onyx Internatinal製13.3インチ E Ink搭載Androidタブレット「BOOX Tab X」を発表しましたので、主な特徴とスペックを整理します。

発売開始は2023年1月13日から、販売価格（税込）は129,800円の予定です。

なお、直販サイト（SKTNETSHOP）では、三つ折りケースやペンチップ（5本入り）も付属しています。

従来モデル「BOOX Max lumi2」の基本スペックを継承し、今回CPUをQualcomm（8コア）に、OSをAndroid 11にアップデートし、バッテリー容量を6,300mAh（従来モデルは4,300mAh）に増量しました。

描画リフレッシュ専用のGPUとなるBSR（BOOX Super Refresh）テクノロジーを初搭載し、描画品質と動作速度を調整できるリフレッシュモードは５つのモード（高画質のHDモード、バランスモード、動作速度優先の高速モード、超高速モード、電子書籍用のRegalモード）をアプリ別に設定できるようになりました。

新しいCarta1250 EInkディスプレイでは、A4サイズのPDFを等倍で読んだり、2画面分割機能を用いて電子書籍を読みながらデジタルノートを取ったりすることができます。

さらに、重力センサーを内蔵し、利用状況に合わせて縦表示と横表示を即座に切り替えることができます。

消しゴム機能付きのPen2 Proを標準で付属し、ノート機能として、レイヤー、キャンバス、テンプレートなどを用意したデジタルノート、最大5つのブラシスタイルをカスタマイズして上部に固定することができる他、端末と連携を行うことによって、OneNote（個人アカウント）及びEvernoteについてはオリジナルノートアプリ並みの速度で記入することができます。

基本モデルの主な特徴

1．CPUは、Qualcomm 662（4 x 2.0GHz + 4 x 1.8GHz、8コア）

2．プリインストールOSは、Android 11.0

3．ディスプレイは、

• ・13.3インチ Mobius Einkスクリーン 2200 x 1650 Carta 1250（207ppi）

• ・静電容量方式タッチ + 4096段階筆圧検知ワコムペン、画面分割機能

4．メモリは6GB LPDDR4x、ストレージは128GB UFS2.1

5．カメラは、非搭載

6．外部接続には、

• ・USB Type-C（OTGサポート） x 1

• ・Bluetooth 5.0、WiFi 802.11 b/g/n/ac

7．カードスロットは、非搭載

8．対応フォーマット

• ・電子書籍フォーマット：pdf, djvu, azw, azw3, doc, docm, docx, epub , fb2, fbz, html, mobi, odt, prc, rtf, sxw, trc, txt, chm, ppt

• ・画像フォーマット：jpg，png，bmp，tiff，cbr，cbz

• ・音楽フォーマット：wav, mp3

9．その他、

• ・BOOX Pen2 Pro（4096段階筆圧感知、消しゴム機能付き）

• ・デュアルステレオスピーカー、マイク

• ・描画リフレッシュ専用のGPUとなるBSR（BOOX Super Refresh）テクノロジー

• ・重力センサー

• ・5GBの無料ストレージ

• ・フロントライト（暖色/寒色）

10．サイズ

• 310 x 228 x 7.9mm、重量 約560g

• ・バッテリー：2000mAh

「BOOXシリーズ」の主なスペック比較

関連モデルの情報（当サイト）

「BOOX Nova Air2」Onyx Internatinal（7.8インチ）、シリーズ比較

「BOOX Max Lumi」Onyx Internatinal（13.3インチ）、従来モデル

「BOOX Tab X」SKT（13.3インチ）