dynabook Fシリーズ、Dynabookの15.6インチ回転式5in1プレミアムPenノートPC、従来モデルのスペックを継承してWindows 11搭載

更新
　2022年01月20日　関連モデル：13.3型回転式「dynabook Vシリーズ」、CPUを強化してWindows 11搭載
　2021年11月28日　対抗モデル：ASUSの13.3型着脱式「Vivobook 13 Slate OLED」、有機EL搭載
　2021年11月10日　対抗モデル：LGの16.0型回転式「16T90P-KA78J」、Windows 11搭載でSSD増量
　2021年11月03日

Dynabook株式会社から、15.6型5 in 1 プレミアムPenノートPC「dynabook Fシリーズ」のWindows 11搭載モデルが発表されましたので、主な特徴とスペックを整理します。

CPUとメモリ及びストレージの組み合わせで、上位モデル（dynabook F8/U）と下位モデル（dynabook F6/U）の2モデルがあります。

発売開始は2021年11月5日からで、店頭販売予想価格（税込）は「dynabook F8/U」が250,000円前後、「dynabook F6/U」が220,000円前後の見込みです。

2020年12月発売モデルの基本スペックを継承し、今回「Windows 11 Home」と「Office Home & Business 2021」をプリインストールしました。

第11世代インテルCoreプロセッサーと「dynabookエンパワーテクノロジー」を搭載し、多様な使用シーンやニーズに合わせて5つのスタイルで活用できる5in1プレミアムPen ノートPCです。

また、Windows 11に最適なペンやタッチで快適な操作が可能で、アメリカ国防総省MIL規格に準拠したテストもクリアした高い堅牢性を実現し、長時間バッテリー駆動と急速充電機能「お急ぎ30分チャージ」のほか、顔認証センサーやプライバシーを守るWebカメラシャッター付きWebカメラを搭載したモデルです。

参考：13.3型「dynabook V」の特徴（15.6型「dynabook F」との違い）

1．CPUは第11世代Coreプロセッサ(Tiger Lake)を搭載し、「インテル Evo プラットフォーム」に対応

2．ディスプレイは、13.3型ワイド 1920 x 1080（16：9）FHD 高輝度・高色純度・広視野角 TFTカラー LED液晶（IGZO・ノングレア）を搭載
2019年1月発売の従来モデル12.5インチ回転式「dynabook V」からサイズを拡大

3．マグネシウム素材を使い、軽く薄く、強いボディ

• ・TDP（熱設計電力）28Wの高いパフォーマンスを安定して維持する設計

• ・長年培った放熱設計、高密度実装技術を駆使し、軽量コンパクトながら、堅牢ボディを実現

4．その他

• ・筆圧感知レベル4,096段階のWacom製アクティブ静電ペン付属

• ・キーボード上部に約800万画素の背面カメラを搭載

• ・Windows Hello対応の赤外線顔認証を搭載

• ・充電制御技術を取り入れた「お急ぎ30分チャージ」は、30分で約4時間駆動できる容量を充電

• ・harman/kardonスピーカー & Dolby Atmosが創る迫力のサラウンド

• ・アメリカ国防総省制定「MIL規格（MIL-STD-810G）」に準拠

15.6型回転式「dynabook F」の特徴（「dynabook V」との違い）

基本的なスペックは一般個人向け13.3型回転式「dynabook V」と同等ですが、主に以下仕様が変更となります。

1．ディスプレイは、
15.6型ワイド 1920 x 1080（16：9）FHD 高輝度・高色純度・広視野角 TFTカラー LED液晶（ノングレア）を搭載
「dynabook V」は、IGZOパネル採用

2．メモリは、PC4-25600（DDR4-3200）対応 SDRAM
「dynabook V」は、LPDDR4X-4266対応 SDRAM

3．その他

• ・背面カメラは非搭載
  「dynabook V」は、キーボード上部に約800万画素の背面カメラを搭載

• ・USBは、USB 3.1（Gen1）x2（1つはUSBパワーオフアンドチャージ機能付き）、Thunderbolt4 x2
  「dynabook V」は、USB 3.1（Gen1）x1、Thunderbolt4 x2

• ・キーボードは、105キー（JIS配列準拠）の抗菌対応（JIS Z 2801:2010 に基づく）
  「dynabook V」は、86キー（JIS配列準拠）

• ・スピーカーは、2way 4speakers（インテル ハイ・デフィニション・オーディオ準拠、Dolby Atmos）、2基のサテライトスピーカーと2基のツイーターによる4ステレオスピーカーを装備（サテライトスピーカーは底面前部に、ツイーターはキーボード面とヒンジの間のスペースに設置されており、ベース音域と高音域の両方を確保）
  「dynabook V」は、harman/kardonスピーカー & Dolby Atmosが創る迫力のサラウンド

「dynabook Fシリーズ」主な特徴

1．CPUは、

• ・dynabook F8が、Core i7-1165G7（2.8GHz/最大4.7GHz）

• ・dynabook F6が、Core i5-1135G7（2.4GHz/最大4.2GHz）

• ・GPU：Intel Iris Xe Graphics

2．プリインストールOSは、Windows 10 Home（64ビット）

3．ディスプレイは、

• ・15.6インチワイド FHD（1920X1080）、16：9、166ppi

• ・TFTカラー LED液晶（ノングレア、省電力LEDバックライト）

4．RAMとストレージの組み合わせは、

• ・dynabook F8が、メモリが16GB DDR4、ストレージは512GB SSD（PCIe対応）

• ・dynabook F6が、メモリが8GB DDR4、ストレージは256GB SSD（PCIe対応）

• ・dynabook あんしんサポート 修理相談窓口への相談で32GB搭載可能

5．カメラは、前面が0.92MP（プライバシーシャッター付）、背面は非搭載

6．外部接続には、

• ・USB 3.1（Gen1）x2（1つはUSBパワーオフアンドチャージ機能付き）、Thunderbolt4 x2

• ・Bluetooth 5.1、無線LAN Wi-Fi 6（IEEE802.11ax）、HDMI

7．カードスロットは、micro SD

8．その他

• ・キーボード：105キー（JIS配列準拠）
  キーピッチ：18.7mm、キーストローク：1.5mm、抗菌対応（JIS Z 2801:2010 に基づく）

• ・2way 4speakers ステレオスピーカー（インテル ハイ・デフィニション・オーディオ準拠、Dolby Atmos）、デュアルマイク

• ・Wacom製アクティブ静電ペン（筆圧4,098レベル）

• ・セキュリティ機能：Intel PTT、顔認証センサー

• ・MIL規格（MIL-STD-810G）準拠

• ・Microsoft Office Home & Business 2021

9．サイズは、

• ・355.0 x 230.0 x 18.9（mm）、重量：約1,720g

• ・駆動時間（JEITA Ver.2.0）
  dynabook F6が約13.0時間、dynabook F8が約12.5時間

店頭向け「dynabook F」「dynabook V」スペック比較

関連モデルの情報（当サイト）

「dynabook V4/U」Dynabook（13.3型エントリーモデル）

「dynabook VとF（2020年秋冬）」Dynabook（従来モデル）

「dynabook Fシリーズ」dynabook（15.6インチ回転式）