VAIO Tap 21、ソニーのWindows8(64bit)搭載の大画面(21.5インチ)テーブルトップPC、10月19日から発売、店頭予定価格160,000円前後から
HP「ENVY Rove 20」(20.0インチ、量販140,000円前後)と比較して、高解像度とNFCやHDMI装備は、割高の許容範囲か?
CPU | 1.6-1.8Ghz | OS | Windows8(64) | 発売 | 2013年10月19日 |
RAM | 4GB/8GB | ROM | 1T HDD/1T HDD+NAND |
ディスプレイ | 21.5インチ | 1920X1080 | カメラ | HD |
メーカー | VAIO Tap 21 | 直販 | SONY Store |
価格 | 約160,000円 | 約180,000円 | 約200,000円 |
Amazon | 下位モデル | 中位モデル | 上位モデル |
更新
2014年01月31日 製品関連情報:「VAIOシリーズ」の2014年春モデル発表
2013年11月12日 他サイトのレビュー記事追加:より軽く薄く進化した“テーブルトップPC”を徹底検証
2013年10月18日 他サイトのレビュー記事追加
2013年10月13日
ソニーからWindows8(64bit)搭載の大画面(21.5インチ)テーブルトップPC「VAIO Tap 21」の発売が発表されましたので、主な特徴とスペックを整理します。
「VAIO Tap 20」の後継機で、画面サイズを20インチから21.5インチ、解像度を1920X1080ドット(フルHD)、CPUは第4世代Coreプロセッサーを搭載、バッテリー駆動時間を約3.5時間から約4時間に向上し、HDMI出力追加、スタンドに手を触れずに画面角度が変えられるなど、強化されています。
家庭内で持ち運び、画面を立てて使う「デスクトップモード」、傾けてタッチ操作をしやすくする「タッチ快適モード」、水平に寝かせて複数の人でタッチ操作が行える「テーブルトップモード」の3つのモードで利用できる機種です。
店頭販売モデルには以下の3機種があり、発売は10月19日からの予定です。
- ・上位機:i7-4500U(1.8Ghz)、8GB、BDドライブ、約200,000円
- ・中位機:i5-4200U(1.6Ghz)、4GB、BDドライブ、約180,000円
- ・下位機:i3-4005U(1,7Ghz)、4GB、DVDスーパーマルチ、約160,000円
なおソニーストア直販では、各モデルのカスタマイズでスペックを選択できる「VAIOオーナーメードモデル(VOM)」も用意されています。
CPUに「Intel Iris Graphics 5100」内蔵の「Core i7-4558U」(2.80GHz)、ストレージに256GB/512GB SSD、メモリ16GB、光学ドライブ無しを選択できるなど、好みの構成を組むことができます。(最小構成の価格は104,800円)
HP「ENVY Rove 20」と「VAIO Tap 21」のスペック比較
画面サイズが20インチクラスの機種ば、Android 4.2搭載のHP「Slate 21」(21.5インチ、直販限定40,000円前後)の他、Windows 8搭載ではHP「ENVY Rove 20」(20.0インチ、直販99,800円~、量販140,000円前後)、Lenovo「Flex 20」(19.5インチ、米国発売)があります。
そこでHP「ENVY Rove 20」と主なスペックを比較すると、「VAIO Tap 21」の方が解像度が高く、NFCやHDMIを装備して軽量ですが、価格が20,000~60,000円高くなります。
HP ENVY Rove 20 | VAIO Tap 21 | |||
---|---|---|---|---|
下位機 SVT21217DJB |
中位機 SVT21218DJB |
上位機 SVT21219DJB |
||
CPU | i3-4010U | i3-4005U | i5-4200U | i7-4500U |
クロック | 1.7GHz | 1.7GHz | 1.6GHz | 1.8GHz |
GPU | Intel HD G 4400 | Intel HD G 4400 | ||
OS | Windows 8(64-bit) | Windows 8(64-bit) | ||
RAM | 8GB(MAX16GB) | 4GB(MAX16GB) | 8GB(MAX16GB) | |
ROM | 1TB(8GBフラッシュ内臓) | 1TB HDD | 1TB HDD+NAND | |
ディスプレイ | 20.0インチ IPS(1600X900) | 21.5インチ IPS(1920X1080) | ||
前面カメラ | HD(0.92MP) | HD(0.92MP) | ||
背面カメラ | - | - | ||
無線LAN | 802.11 a/b/g/n | 802.11 a/b/g/n | ||
有線LAN | 100/10 BASE-T | 1000/100/10 BASE-T | ||
USB | 3.0x2 | 3.0x2 | ||
カード | SD/SDHC/SDXC | microSD/SDHC/SDXC | ||
HDMI | - | 有り | ||
NFC | - | 有り | ||
センサー | - | - | ||
ドライブ | DVDスーパーマルチ | DVDスーパーマルチ | BDドライブ | |
Office | Personal 2013 | Home and Business 2013 | ||
バッテリー | 約4.25時間 | 約4時間 | ||
サイズmm 高さ 幅 厚さ |
506.0 194.0~322.0 36.0~314.0 |
523.7 174.2~321.0 35.5~310.5 |
||
重量 | 約5,600g | 約3,900g | ||
価格 | 約14.0万円 | 約16.0万円 | 約18.0万円 | 約20.0万円 |
発売 | 9月6日 | 10月19日 |
その他、Windows 8搭載機には、今年10月18日から発売される富士通「ESPRIMO WH77/M」や昨年11月に発売されたオンキョー「TW21A-B36」シリーズもあります。
富士通「ESPRIMO WH77/M」は、厳密には板状ではなくディスプレイをほぼ平置きにできるデスクトップパソコンの位置づけではありますが、これらの大画面モデルは「複数人での共有を想定した新たな活用シーン実現」の楽しみが増える機種となりそうです。
富士通「ESPRIMO WH77/M」:Windows 8.1(64bit)、21.5インチ(1920X1080)
- ・カタログモデル:i7-4702MQ(2.2-3.2GHz)、8GB、2TB HDD、224,800円
オンキョー「TW21A-B36」:Windows 8(64bit)、21.5インチ(1920X1080)
- ・上位「B36C7」:i7-3520M(2.9GHz)、8GB、128GB SSD、154,800円
- ・中位「B36C5」:i5-3210M(2.5GHz)、8GB、 64GB SSD、119,800円
- ・下位「B36E8」:Celeron B830 (1.8GHz)、4GB、64GB SSD、99,800円
主な特徴(一部、製品サイトから引用)
- ・CPUは、下位機が「Core i3-4005U」(1.7GHz)、中位機が「Core i5-4200U」(1.6GHz、最大2.6GHz)、上位機が「Core i7-4500U」(1.8GHz、最大3.0GHz)
グラフィックスは、「Intel HD G 4400」
- ・プリインストールOSは、Windows 8(64bit)
- ・ディスプレイは、21.5インチ1920X1080(IPS、16:9)
色域を広げた「TRILUMINOS Display for mobile」、高画質化技術「X-Reality for mobile」を採用
- ・RAMは、下/中位機が4GB、上位機が8GB
- ・ストレージは、下位機が1TB HDD、中/上位機が1TB(HDD+NAND)
- ・カメラは、前面のみ「Exmor RS for PC」CMOSセンサー搭載HDカメラ(0.92MP)
- ・外部接続には、USB 3.0x2、無線LANはIEEE802.11 a/b/g/n、Bluetooth 4.0+HS、HDMI、NFC、有線LAN
- ・カードスロットは、microSD/SDHC/SDXC
- ・ドライブは、下位機はDVDスーパーマルチ、中/上位機はブルーレイディスク
- ・その他、「Home and Business 2013」プリインストール、ワイヤレスキーボード、マウス付属
VAIO Tabletop:複数人で写真や動画、音楽、Web画面クリップ、ドキュメントなどを閲覧でき、タグによるグルーピング機能やショートムービー作成
Family Paint:お絵かきソフト。内蔵カメラやファイルを読み取って黒枠を作り塗り絵にする機能、任意の画像を下地にしてなぞって描けるトレーシングペーパーの機能を追加
スピーカーは背面、画面角度に応じて音場が画面中央になるよう自動補正、「ClearAudio+」モードも利用可能
- ・サイズは、最小傾斜時:523.7x174.2x310.5、最大傾斜時:523.7x321.0x35.5、重量:約3,900g、駆動時間:約4時間
主なスペック
参考(Windows 8搭載の大画面モデル)
富士通「ESPRIMO WH」シリーズ
オンキョー「TW21A-B36」シリーズ
関連モデルの情報(当サイト)
「HP ENVY Rove20」HPが水平に寝かせて使用できるWindows8搭載(20.0インチ)タブレット・モバイルオールインワンPCを発売
2013年8月31日
「VAIO Tap 21」ソニー
CPU | 1.6-1.8Ghz | OS | Windows8(64) | 発売 | 2013年10月19日 |
RAM | 4GB/8GB | ROM | 1T HDD/1T HDD+NAND |
ディスプレイ | 21.5インチ | 1920X1080 | カメラ | HD |
メーカー | VAIO Tap 21 | 直販 | SONY Store |
価格 | 約160,000円 | 約180,000円 | 約200,000円 |
Amazon | 下位モデル | 中位モデル | 上位モデル |
「HP ENVY Rove20」HP
CPU | 1.7Ghz | OS | Windows 8(64bit) | 発売 | 2013年8月29日 |
RAM | 8GB | ROM | 1T HDD(8GBフラッシュメモリ内臓) |
ディスプレイ | 20.0インチ | 1600X900 | カメラ | 0.92MP |
メーカー | HP | 直販 | HP Directplus | |
価格 | 約140,000円 | Amazon | ENVY Rove20 |
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