今回のマウスコンピューター「LuvPad WN1100」発表に伴い、既存の128GB大容量モデル2機種(HP「ENVY x2」、DELL「Latitude 10」)と主なスペックを比較しました。
実機を使用した評価ではありませんが、各スペックの比較から以下のことがわかります。
- ・「LuvPad WN1100」は、Windows 8(64ビット)搭載で59,850円は魅力的な価格です。
なお、Windows 8 Pro(64ビット)へのアップグレードも可能です。
参考:「Latitude 10」は65,480円
- ・例えば、Windows 8 Pro搭載(128GB)にスペックを揃えて比較すると、
「LuvPad WN1100」が約64,890円に対し、「ENVY x2」は85,890円(但し、キーボードドック付)、「Latitude 10」は70,520円となります。
- ・ディスプレイは、「LuvPad WN1100」がフルHDの11.6インチIPS液晶(10点マルチ、1920X1080)
参考:「ENVY x2」は11.6インチ、「Latitude 10」は10.1インチで、IPS液晶(5点マルチタッチ対応、1366X768)
しかし、気になる部分もあります。
- ・プロセッサは、「LuvPad WN1100」がAMD Z60(1.0Ghz)であるのに対し、「ENVY x2」と「Latitude 10」はIntel Atom Z2760(1.8Ghz)です。
スペック上だけでは評価できませんので、今後の実機を使用したレビュー評価を待ちたいところです。
- ・カメラは、「LuvPad WN1100」は前面(1.0MP)のみですが、他2機種は前面(2.0MP)と背面(8.0MP)にあります。
- ・カードスロットは、「LuvPad WN1100」にはありませんが、他の2機種にはあります。
- ・バッテリーは、「LuvPad WN1100」は約5.5時間ですが、他2機種の動作時間は約10時間となっています。
- ・本体の重量は、「LuvPad WN1100」が一番重たい約810gとなっています。
以上、スペック上では気になる部分が多いように見受けられますが、運用で回避できる部分もありますし、利用目的によっても重要度は変わってきます。
「LuvPad WN1100」は、Windows 8(64ビット)搭載の大容量(128GB)で59,850円は、現在国内で販売されているタブレットの中では一番安い機種となります。
すでに保有しているPCのデータと連携しながら、持ち運んで使用するタブレットとしては魅力的な機種となりそうです。
主なスペックの比較
参考(当サイト記事)
2013年3月14日
Windows 8タブレットの比較、3月15日提供開始の富士通ARROWS Tab Wi-Fi QH55/Jと既存のDELL、ASUS、Lenovo、Acer
2013年4月3日
「LuvPad WN1100」マウスコンピューターのWindows 8タブレット、4月8日発売、59,850円~
2013年3月6日
HP ENVY x2 大容量モデル
2012年10月12日
DELL Latitude 10(個人/法人向け)
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