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2025年に発売されたAndroidおよびiOS搭載タブレットの10インチクラス15モデルを整理

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　2026年01月01日

2025年に発売されたAndroidおよびiOS搭載タブレットの10インチクラスの一般向けモデルについて、主なスペックを整理します。

このクラスでは、2023年6月に設立したアイワマーケティングジャパン㈱が「aiwa tab AB10」「aiwa tab AB10L」と「aiwa tab AS11L-2」、Samsungが「Galaxy Tab S10 Lite」「Galaxy Tab S10 FE」、Lenovoが「Lenovo Tab」、NECが「LAVIE Tab T10（PC-T1055KAS）」、シャープが「SH-T04C」を展開しました。

さらに新たなメーカーの展開として、山善が「Qriom QA15-101」、Philipsが「Philips T7315」と「Philips T8015」、ドン・キホーテが「SIMフリー10.1型 ロケーションフリータブレット」、HUIONが「Kamvas Slate 11」、XPPenが「Magic Note Pad」、ZTEジャパンが「nubia Pad SE」を発売しました。

一方、従来メーカーは、Amazonは2023年10月発売の「Fire HD 10」を継続販売しており、Appleは「iPad 第10世代」以降は11.0インチへの大型化により展開はしていません。

薄型軽量により11インチクラスへの展開が多くなり、このサイズを展開しているメーカーは限定されてきましたが、昨年は新たなメーカーの参入もありました。

コストパフォーマンスを追求したモデルと、美しい映像と臨場感のあるサウンドによるホームエンターテイメントを実現するモデルとの二極化する中で、それぞれのメーカーが独自の特徴を活かしたモデルを展開しています。

昨年に発売された10インチクラスの主なモデル

単位　CPU：GHz、画面：インチ、最小モデルの税別価格：円

参考

メーカー別の展開モデル

10インチクラスの一般向けモデルは、コストパフォーマンスを重視した解像度（1280x800）モデル、ホームエンターテイメント向けの解像度（1920x1200）を展開しています。

コストパフォーマンスを重視したモデルとしては、QZSS（みちびき）対応に加え音響専門エンジニアがチューニングした10.1インチ「aiwa tab AS10L」と「aiwa tab AB10」、ドン・キホーテが10.1インチ「SIMフリー10.1型 ロケーションフリータブレット」を展開しました。

そして新たにメーカーの参入として、山善が10.1インチ「Qriom QA15-101」、Philipsが10.1インチ「Philips T7315」を展開しました。

さらに10.95インチにおいては、Philipsが「Philips T8015」、HUIONが「Kamvas Slate 11」、XPPenが「Magic Note Pad」、ZTEジャパンが「nubia Pad SE」を展開しました。

これに対して従来メーカーは、Lenovoが10.1インチ「Lenovo Tab」、NECが10.1インチ「LAVIE Tab T10（PC-T1055KAS）」、Samsungが10.9インチ「Galaxy Tab S10 Lite」「Galaxy Tab S10 EF」を展開しました。

一方、Amazonは従来モデルを継続販売し、Appleは大型化への移行により10インチサイズは展開していません。

アイワマーケティングジャパン㈱は、JENESIS㈱が90％とアイワ㈱が10％の出資により2023年6月に設立した会社で、2025年8月に10.1と10.95インチ「aiwa tab ASシリーズ」、2025年9月に10.1インチ「aiwa tab AB10」を発売しました。

• ・「aiwa tab ASシリーズ」は、CPUにMediaTek Helio G81 オクタコアプロセッサーを採用し、10.95インチは解像度 1920 x 1200、10.1インチは解像度 1280 x 800のディスプレイを搭載し、GPSに加えGLONASS/Galileo/QZSS（みちびき）に対応した、ビジネスもエンタメもこなす実用性あるSIMフリーモデルです。

• ・10.1インチ「aiwa tab AB10L-2」は、オクタコアCPUと4GB＋仮想4GBメモリの組み合わせで日常的な動作は快適に使用できる、はじめての1台にも日常使いにも、毎日にちょうどいいシンプルタブレットです。

Samsungは、2025年4月に10.9インチ「Galaxy Tab S10 FE」、9月に10.9インチ「Galaxy Tab S10 Lite」を発売しました。

• ・10.9インチ「Galaxy Tab S10 FE」は、2023年10月発売の「Galaxy Tab S9 FE」の後継モデルで、CPUをExynos 1580に強化し、Sペン付きのAI対応で、想像力を刺激するスタイリッシュなデバイスとなる、自分らしさを表現できるモデルです。

• ・10.9インチ「Galaxy Tab S10 Lite」は、スペックを抑えたローエンドモデルの位置づけとなりますが、没入感のあるディスプレイと直感的に操作できる付属のSペンにより、日常の幅広いシーンで活躍し、優れた価値を提供するモデルです。

シャープは、2025年7月に10.1インチ「SH-T04C」を発売しました。

CPUにSnapdragon 695 5G Mobile Platform オクタコアプロセッサーを採用し、SIMフリーの5G対応、IPX5/8の防水・IP6Xの防塵対応、2マイクノイズキャンセリング機能で通話中のノイズを低減する、日常生活からビジネスシーンまでサポートするモデルです。

Lenovoは、2025年1月に10.1インチ「Lenovo Tab（ZAEH0063JP）」を発売しました。

CPUにMediaTek Helio G85 オクタコアプロセッサー、解像度（1920×1200）ディスプレイ、Dolby Atmos対応クアッドスピーカーを搭載し、あらゆるライフスタイルに対応するように設計されたタブレットで、オールメタルのデザインはスタイリッシュで快適な使い心地を実現するモデルです。

NECは、2025年4月に10.1インチ「LAVIE Tab T10（PC-T1055KAS）」を発売しました。

CPUにMediaTek Helio G85 オクタコアプロセッサー、解像度（1920×1200）ディスプレイ、Dolby Atmos対応ステレオスピーカーを搭載し、IPX2 防水（防滴）/IP5X 防塵に対応した、入門機に最適なスタンダードモデルです。

Philipsは、2025年7月に10.95インチ「Philips T8015」、8月に10.1インチ「Philips T7315」を発売しました。

• ・10.95インチ「Philips T8015」と10.1インチ「Philips T7315」は、衛星測位システム対応で長時間駆動を実現し、全天候型の使用ニーズに応えるAndroidタブレットです。

• ・10.95インチ「Philips T8015」は、CPUにMediaTek Helio G99 オクタコアプロセッサーを採用し、高解像度（1920 x 1200）FHD液晶スクリーンにユーザー補助機能やペアレンタルコントロールおよびアイケアモードなどを搭載し、家族利用にも最適なモデルです。

• ・10.1インチ「Philips T7315」は、CPUにUnisoc T615 オクタコアプロセッサーを採用し、解像度（1280x800）スクリーンにブルーライト軽減機能搭載で、夜遅くまでの漫画閲覧や動画視聴でも目に優しい設計のモデルです。

その他のメーカーとしては、山善が2025年10月に10.1インチ「Qriom QA15-101」、HUIONが4月に10.95インチ「Kamvas Slate 11」、XPPenが3月に10.95インチ「Magic Note Pad」、ZTEジャパンが1月に10.95「nubia Pad SE」を展開しました。

• ・山善初のAndroidタブレット 10.1インチ「Qriom QA15-101」は、CPUにUNISOC T606 オクタコアプロセッサーを採用し、ディスプレイに解像度（1200 x 800）を搭載した、手頃な価格ながらも機能性を重視した設計であるとして、様々なシーンで活躍するモデルです。

• ・HUIONの10.95インチ「Kamvas Slate 11」は、CPUにMediaTek Helio G99 オクタコアプロセッサーを採用、FHD+（1920x1200）ディスプレイは反射防止 柔光ガラスにより眼が疲れにくく眼に優しい仕様で、H-Pencilを標準で付属した、実用、手軽、いつでもどこでもクリエイティブな作業に最適なモデルです。

• ・XPPenの10.95インチ「Magic Note Pad」は、AGエッチング技術を採用した3-in-1 X-Paperディスプレイは3つのカラーモードで、読書、筆記、クリエイティブ作業の全てを革新し、より快適な使用体験を提供し、16,384筆圧レベルでEMR（電磁共鳴）技術を搭載したX3 Pro Pencil 2を付属した、ビジネスや学術における多様なノート作成のニーズに応え、包括的なパフォーマンスで仕事や学習効率を向上させるモデルです。

• ・ZTEジャパンの10.95インチ「nubia Pad SE」は、CPUにUNISOC T760 オクタコアプロセッサーを採用し、仮想メモリを最大6GBまで拡張でき、豊かなサウンドで臨場感あふれる音響体験が可能な4つのスピーカー、IP42生活防水機能などを搭載し、迫力のサウンドでエンタメを楽しめる高コストパフォーマンスのモデルです。

主なスペックの比較：10.1インチ

主なスペックの比較：10.1と10.9インチ

主なスペックの比較：10.95インチ

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【2025年版】2024年発売のAndroid及びiOS搭載タブレット 10インチ8モデル