Apple「iPad Air」、Google「Nexus 10」、SONY「Xperia Tablet Z」、Lenovo「YOGA TABLET 10」

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　2016年03月16日　比較まとめ：2015年と2016年初頭に発売された10インチAndroid搭載モデル
　2013年12月08日

タブレットの主流となる10インチサイズには、今年も様々なモデルが発売されました。

7インチタブレットも機能が充実して10インチモデルの機能と大きな違いがなくなってきていますし、中間サイズとなる8インチタブレットもユニークな特徴を持った機種もあります。

携帯性を重視するのであれば7インチサイズとなりますが、様々なコンテンツやサービスをじっくりと使いたいとなると、やはり10インチモデルの選択になります。

そこで、AndroidまたはiOS搭載の10インチ前後タブレットの中から、個人的に注目しているタブレット4機種について、主なスペックを比較表として整理します。

個人的な評価では、

• ・やはり、Apple「iPad Air」とGoogle「Nexus 10」が中心となります。
  両機種とも、圧倒的なブランド力に加え、コンテンツやサービスが充実しています。
  特に、後継機が発売されて1ヶ月を過ぎたところの「iPad Air」は、従来モデルと同様にRetinaディスプレイ（9.7ｲﾝﾁ、2048X1536）を採用し、処理能力とグラフィックス性能が倍増、小型薄型で軽量化を実現しています。
  一方、根強い人気を誇る「Nexus 10」も、高解像度ディスプレイをはじめとする充実したスペックで、コストパフォーマンスに優れた機種です。

• ・両機種に対してSONY「Xperia Tablet Z」は、動画や写真のエンターテイメント体験、様々なデジタル機器との連動などの豊富な機能に加え、独自のアプリケーションやサービスも備えています。

• ・また、本体の片側にシリンダー（円筒状）部を採用したLenovo「YOGA TABLET 10」もユニークな存在です。
  約18時間の駆動、360度回転するヒンジ機構で3種類モードを実現し、標準的なスペックを装備した低価格モデルとなっています。

スペックの中で重視する機能で機種選定は変わってきますが、各社から発表されているスペックの比較から特に気になったところは以下の通りです。

1.モデルの種類は、

• 「iPad Air」は、16GBと32GBと64GBと128GBのWiFi4モデルに加え、auとソフトバンクから各Cellularの4モデル

• 「Nexus 10」は、16GBと32GBの2モデル

• 「Xperia Tablet Z」は32GB、「YOGA TABLET 10」は16GBの各1モデルですが、それぞれにmicroSDカードスロットが装備されています。

2.ディスプレイの解像度は、

• 「Nexus 10」が、10.055インチ（2560X1600、300ppi）と最も高く、

• 「iPad Air」が、9.7インチ（2048X1536、264ppi）で続きます。

• そして、「Xperia Tablet Z」が10.1インチ（1920X1200、約224ppi）、「YOGA TABLET 10」は10.1インチ（1280X800）です。
  10インチクラスでは、多くの機種が1280X800（IPS）を搭載していますが、最近では1920X1200（IPS）搭載モデルも増えてきています。

3.カメラは、

• 他の機種の背面カメラは5.0MPであるのに対し、

• 「Xperia Tablet Z」は8.1MP（前面カメラも2.2MP）と高性能を有しています。
  特に、独自のCMOSセンサー「Exmor R for mobile」機能を搭載して、高感度で低ノイズを実現しています。

4.その他機能で特徴的なのは、

• 「Nexus 10」がNFCを搭載しています。

• 「Xperia Tablet Z」は防塵防水対策に加え、NFC搭載、ソニー製ブルーレイディスクレコーダーやnasneなどに録画されたテレビ番組をへワイヤレス転送する「DTCP-IP」、家庭内のDLNA対応の機器とワイヤレスでコンテンツ共有できる「DLNA」など、様々なデジタル機器と連携できる機能を備えています。

• また「YOGA TABLET 10」の360度回転するヒンジ機構もユニークで、「スタンドモード」「チルトモード」「ホールドモード」の3種類のモードで使うことができます。

5.サイズは、

• ディスプレイのサイズが異なるので一概に比較はできませんが、「iPad Air」がスリムで軽量感があります。

• 「Xperia Tablet Z」は、10インチクラスでは最薄軽量です。

• また「YOGA TABLET 10」の本体部分は、厚さ3.0mmと他機種に比べて圧倒的薄さを実現しています。（但し、シリンダー部の厚さは、8.1mm）

6.駆動時間は、

• 「YOGA TABLET 10」以外の3機種は、9～10時間で大きな差はありません。

• 特に「YOGA TABLET 10」のバッテリーは、比較的大容量の円筒セルを収納することにより、約18時間駆動を可能にしています。

7.販売予想価格は、16GBモデルで比較すると、

• 「Nexus 10」が36,800円
  高解像度ディスプレイを搭載して、コストパフォーマンスに優れています。

• 「YOGA TABLET 10」が36,800円
  基本的なスペックを装備し、片側シリンダー部採用により約18時間駆動や3種類モードでの利用を可能にしています。

• 「iPad Air」が51,800円
  11月1日に後継機が発売され、従来モデルと同様にRetinaディスプレイを採用し、処理能力とグラフィックス性能が倍増、小型薄型で軽量化を実現しています。

• 「Xperia Tablet Z」が52,800円
  エンターテイメント体験、デジタル機器との連動、高感度カメラや防塵防水対策など、特に家庭内での様々なシーンで利用できる機能を搭載しています。

iPad Air、Nexus 10、Xperia Tablet Z、YOGA TABLET 10　比較

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「Nexus 10」Google（詳細情報、当サイト）

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「YOGA TABLET 10」Lenovo（詳細情報、当サイト）