Tegra Note 7、NVIDIAのTegra4プロセッサ搭載のAndroid4.2（7インチ）タブレット

繊細なタッチの描画可能なスタイラスペン付属で、約25,800円

更新：2013年12月04日

NVIDIAからTegra4プロセッサを搭載したAndroid4.2（7インチ）タブレット「Tegra Note 7」の国内販売が発表されましたので、主な特徴とスペックを整理します。

NVIDIAブランドのリファレンスモデルで、製造/販売はパートナーベンダーが行ない、国内ではZOTAC製品が代理店の㈱アスクを通じて発売されます。

発売は12月4日からで、予想価格は25,800円前後の見込みです。

基本的なスペックは他タブレットと変わりませんが、主なNVIDIA独自の特徴は以下の通りです。

• ・CPUに、独自のクアッドコア「NVIDIA TegraR 4」を搭載（ARM Cortex A15ベース、4＋1構成、1.8GHz）、72基のNVIDIA GeForce GPUコア
  NVIDIAによると、「Tegra 3」からCPUコアの演算処理能力が2倍に、グラフィックス処理性能が3倍に向上

• ・HDR機能を搭載し、目で見たままに近い幅広い露出で撮影可能なカメラ

• ・迫力サウンドが楽しめるフロント面デュアルスピーカーを搭載

• ・筆圧感知機能で、繊細なタッチを実現するスタイラスペン「NVIDIA Direct Stylus」を付属

• ・プロセッサに最適化されたゲームを簡単に探せるアプリ「NVIDIA TEGRA ZONE」をプリインストール

今回、NVIDIAの自社ブランドとして展開する「Tegra Note 7」は、「NVIDIAが設計し、パートナー各社が製品を販売するタブレット・プラットフォーム」としており、Google「Nexusシリーズ」やMicrosoft「Surfaceシリーズ」に近い位置づけとなっているように思います。

「NVIDIA TegraR 4」を採用しているタブレットは、Microsoft「Surface 2」の他に、Android系ではASUS「Pad TF701」やHP「Slatebook 10 x2」「Slate21」及び東芝「REGZA Tablet AT703」などが既に販売されていますが、他のタブレットで採用されている「Snapdraon 800シリーズ」と、様々なサービス利用時の速度比較に注目したいところです。

また、7インチクラスで人気のあるGoogle「Nexus 7（2013）」の16GB（WiFi）モデルの価格が約27,800円であるのに対し、「Tegra Note 7」はスペックは多少劣るものの約25,800円という価格に設定されおり、市場の反応が楽しみです。

主な特徴（一部、製品サイトから引用）

• ・CPUは、「NVIDIA TegraR 4」プロセッサ（ARM Cortex A15ベース、4＋1構成、1.8GHz）、72基のNVIDIA GeForce GPUコア

• ・プリインストールOSは、Android 4.2.2

• ・ディスプレイは、7.0インチ（1280X800）、ISP

• ・RAMは1GB、ストレージは16GB

• ・カメラは、前面が0.3MP、背面が5.0MP（オートフォーカス、HDR対応）

• ・外部接続には、micro HDMI、micro USB（OTG対応）、無線LANはIEEE802.11 b/g/n、Bluetooth 4.0

• ・カードスロットは、microSD/SDHC（最大32GB）

• ・センサーは、ジャイロ、加速度、地磁気、環境光、GPS

• ・その他、スタイラスペン「NVIDIA Direct Stylus」を付属

• ・オプションで、専用カバースタンド「Slide Cover for ZOTAC TEGRA NOTE 7」約3,980円、専用スタイラスペン「DirectStylus for ZOTAC TEGRA NOTE 7」約2,980円、USB ACアダプタ「AC Adaptor w/USB Cable for ZOTAC TEGRA NOTE 7」約2,980円、液晶保護フィルム「液晶保護フィルム for TEGRA NOTE 7 2枚入り」約1,980円

• ・サイズ：1901209.4(mm)、重量：約320g、駆動時間：約10時間

主なスペック（掲載時点の情報）

製品関連情報

NVIDIAのホームページ

ZOTACのホームページ

株式会社アスクのホームページ

「Tegra Note 7」NVIDIA