ThinkPad X390 Yoga、LenovoのWindows10搭載13.3インチ360度回転式2-in-1（法人向け）
前世代モデル比でベゼル幅を約16％、薄さを約12%、質量を約100g削減
15秒で約80％の急速充電可能なペン付属

更新
　2021年02月10日　関連モデル：12.3型着脱式「ThinkPad X12 Detachable」、機動性と堅牢性
　2020年05月27日　後継モデル：13.3型回転式「ThinkPad X13 Yoga Gen 1」
　2019年07月03日　関連モデル：13.3型回転式「ThinkPad X390 Yoga」の直販モデル
　2019年05月15日

LenovoからWindows 10 Pro（64ビット）を搭載した13.3インチディスプレイ360度回転式2-in-1「ThinkPad X390 Yoga」が発表されましたので、主なスペックを整理します。

「ThinkPad X390 Yoga」は、薄型軽量を重視して外出先での仕事が多いモバイルワーカーを想定したモデルです。

販売代理店モデルは、CPUの違いとLTE搭載の有無で3モデルがあり、価格（税別）は以下の通りで、発売開始は2019年5月14日からです。

昨年2018年2月に前世代モデル「ThinkPad X380 YOGA」が発売されていますが、今回のモデルは、前世代モデル比でベゼル幅を約16％、薄さを約12%、質量を約100g削減し、携帯性が向上しています。

また、15秒で約80％の急速充電が可能な4096段階の筆圧検知「ThinkPad Pen Pro（本体収納）」、Windows Helloに対応した指紋認証や顔認証（IRカメラ搭載モデルの場合）に加え、開閉式のカメラレンズカバーThinkShutterを備えたモデルです。

1．ディスプレイを360度開くことにより、「ラップトップ」「スタンド」「テント」「タブレット」の4モードで利用可能

2．ThinkPad Pen Pro（本体収納）付属
15秒で約80％の急速充電が可能な4096段階の筆圧検知

3．メモリは8GB DDR4又は16GB DDR4、ストレージは256GB又は512GB（PCIe NVMe OPAL2.0 対応）

4．ディスプレイは、FHD（1920X1080）のみ

5．Windows Hello対応の指紋認証や顔認証(IRカメラ搭載モデル)サポート

6．Nano SIMスロット搭載モデルも品揃え

7．その他

• ・USB Type-Cで接続するサイドコネクター設計のドッキングステーションに対応

• ・開閉式のカメラレンズカバーThinkShutterを装備

• ・上位モデルには、65WのACアダプターを使用することで、1時間で電源容量の約80％の充電が可能

「ThinkPad X390 Yoga」主な特徴（販売代理店モデル）

1．CPUは、

• ・カスタム・セレクト（上位モデル）が、Core i7-8565U（1.8GHz、最大4.6GHz、4コア）

• ・ファースト・セレクト（中位と下位モデル）は、Core i5-8265U（1.6GHz、最大3.9GHz、4コア）

• ・グラフィックス：インテル UHD グラフィックス 620

2．プリインストールOSは、共通で、Windows 10 Pro（64bit）

3．ディスプレイは、共通で

• ・13.3インチ FHD IPS（1920x1080、16：9）

• ・10点マルチタッチ、LEDバックライト、光沢

4．RAMとストレージは、

• ・上位モデルが、
  メモリ16GB DDR4 / ストレージ512GB SSD（PCIe NVMe OPAL2.0 対応）

• ・中位と下位モデルが、
  メモリ8GB DDR4 / ストレージ256GB SSD（PCIe NVMe OPAL2.0 対応）

5．カメラは、前面のみで

• ・上位モデルが、HD 720P + IR カメラ、ThinkShutter付き

• ・中位と下位モデルが、HD 720P カメラ、ThinkShutter付き

6．外部接続は、共通で

• ・USB 3.1 Type-C（Gen1） x1（Video-out対応）
  USB 3.1 Type-C（Gen2） x1（Thunderbolt3対応）
  USB 3.1 Type-A x2（内、Powered USB x1）

• ・Bluetooth 5.0、HDMI、ドッキングコネクター、イーサネット拡張コネクター2

• ・無線LANは、インテル Wireless-AC 9560 ac/a/b/g/n（WiGig非対応）

7．カードスロットは、

• ・共通で、microSDメディアカード

• ・上位と中位モデルには、nanoSIM

8．センサーは、

• ・共通で、ジャイロ、加速度、近接、指紋スキャナー（Windows Hello対応）

• ・上位モデルには、顔認証（Windows Hello対応）

9．その他、共通で

• ・セキュリティーチップ（TPM）TCG準拠v2.0

• ・デジタルマイクロホン、ステレオスピーカー、ハイデフィニション・オーディオ（Dolby Audio Premium機能付き）

• ・ペン「ThinkPad Pen Pro」付属
  （4096段階、本体収納型、15秒で約80％の急速充電）

• ・フルサイズ･キーボード (6列)
  88キー、バックライト、JIS配列、TrackPoint、ThinkPadクリックパッド、ピッチ約19mm、ストローク約1.8mm

• ・ThinkPad ウルトラ ドッキングステーション
  （USB Type-Cで接続するサイドコネクター設計）

10．サイズは、

• ・共通で、310.4 x 219 x 15.95mm、重量：約1,290g

• ・駆動時間（JEITA2.0）：上位モデル：約14.3時間、中位と下位モデル：約14.5時間

• ・上位モデルの電源は、65WのACアダプターを使用することで本体バッテリーも1時間で約80％の急速充電

主なスペック（販売代理店モデル）

関連モデルの情報（当サイト）

「ThinkPad X380 Yoga（2018年春）」Lenovo（13.3インチ回転式、直販モデル）

「ThinkPad X390 Yoga」Lenovo（13.3インチ、2019年春モデル）