HP Elite Dragonfly、HPのWindows10 Pro搭載の13.3インチ回転式2-in-1（法人向け）
多彩なセキュリティ機能に堅牢性の高いマグネシウム筐体を採用、軽量薄型プレミアムコンバーチブルPC、4G LTE/5G対応、忘れ物防止タグTile内蔵

更新
　2022年10月17日　関連ノートPC：13.5型「HP Elite Dragonfly G3」、クラムシェル型に変更
　2021年08月26日　対抗モデル：ASUSの13.3型回転式「ExpertBook B5」、法人向け
　2021年04月01日　対抗モデル：MSIの13.4型回転式「Summit E13 Flip Evo」、法人向け
　2021年03月17日　関連モデル：13.5型「Elite Folio」、Qualcommプラットフォーム採用（法人向け）
　2021年01月15日

HPからWindows 10搭載の法人向け13.3インチ回転式2in1「HP Elite Dragonfly G2」が発表されましたので、主な特徴とスペックを整理します。

販売開始は2021年2月下旬（Wi-Fiモデルは5月）で、最小構成の直販価格（税別）は214,800円の予定です。

パワフルな性能と接続性に、多彩なセキュリティ機能を兼ね備えた薄型軽量デザイン、最小重量1kgを切る軽量コンパクトなビジネスコンバーチブルPCです。

CPUを第11世代Core（Tiger Lake）に強化し、4Gまたは5Gモデムを搭載した他、PCを紛失した場合などに音を鳴らして見つけることが可能な「忘れ物防止タグ Tile」も内蔵しました。

さらに、Bang & Olufsenによるクリアなサウンドをはじめとした機能を強化し、音声、音楽、映画などのオーディオ体験を最大化するためにAIを採用した他、HPの新たな侵入検知機能「HP Tamper Lock」は、本体のカバーが開けられたり不正アクセスされた場合にはPCをロックしてユーザーに通知します。

また、ディスプレイでは、従来のプライバシースクリーン機能「HP Sure View Reflect」を装備し、輝度 1000nits（Wi-Fiモデルは400nitsも選択可能）となりました。

1．CPUを第11世代Core（Tiger Lake）に強化
「Core i5-1135G7（2.4GHz/最大4.2GHz、4コア）」又は「Core i7-1165G7（2.8GHz/最大4.7GHz、4コア）」を品揃え

2．外出先や明るい太陽光の下でも見やすい1000nitsディスプレイ（Wi-Fiモデルは400nitsも選択可能）

3．ワンタッチでビジュアルハッキング（のぞき見）を防止する「HP Sure View Reflect」

• ・PC内蔵型プライバシースクリーン機能

• ・ファンクションキー操作で、オンとオフの切り替えが可能

• ・ワンタッチで左右から見たPCのスクリーンを白濁させることで、ビジュアルハッキング（盗み見による機密情報の漏えい）を防止

4．軽量で堅牢性に優れた設計

• ・重量1kg未満で、CNC加工のマグネシウムと光沢感のあるカラー「ドラゴンフライブルー」を採用

• ・スムーズな作業を実現する新設計の静音バックライトキーボードと、ガラス素材のタッチパッドを搭載

• ・12万時間を超えるHP独自テストと、MIL-STD-810Gテスト19項目をクリア

5．WWANには、5G又は4G LTEを選択可能

• ・LTE (FDD)
  B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B13/B14/B17/B18/B19/B20/B25/B26/B28/B29/B30/B66

• ・Penta-band
  DC-HSPA+/HSPA+/HSPA/UMTS、B1/B2/B4/B5/B6/B8/B9/B19

• ・5GNR Sub 6GHz
  n1/n2/n3/n5/n7/n8/n12/n20/n28/n38/n41/n66/n77/n78/n79

• ・通信速度
  WCDMA PS: UL (384 kbps)/ DL (384 kbps)
  DC-HSPA+ :UL (5.76 Mbps)/ DL (42 Mbps)
  LTE : UL (150 Mbps)/ DL (2Gbps) @5CA CAT20
  5GNR Sub 6GHz: UL (600 Mbps)/ DL (4Gbps)

6．スマートトラッカー Tile内蔵
PCを紛失してし待った場合などに音を鳴らして見つけることや、最後に検知した場所も記録し地図上で確認することも可能

7．その他

• ・ノイズキャンセリング機能を実現した全方位トリプルマイク

• ・顔認証 & 指紋認証システム

• ・Webカメラ用プライバシーシャッター（HP Sure Shutter）を搭載

• ・ディープラーニングAIを活用したマルウェア防御機能「HP Sure Sense」を搭載

• ・FAST-CHARGING BATTERY
  30分で50％まで高速充電できる「HP Fast Charge」を搭載

• ・「ワコムAESテクノロジ」を採用した4096段階の充電式ペン「HP Rechargeable Active Pen」（オプション）
  置忘れなどでペンが本体から離れてしまった場合に警告を通知

7．セキュリティソリューション群を搭載

HP Sure Sense

• ・ディープラーニングAIを活用してマルウェアを検知し、ブロックする新機能

• ・既知のマルウェアだけでなく、未知のマルウェアについても約99%を最短で20ミリ秒（1ミリ秒は1000分の1秒）で検知できるソリューション

• ・従来のアンチウイルスソフトのようなマルウェアを認識して防御するシグネチャ型ではなく、ディープラーニングAIを用いてリアルタイムでマルウェアを検知して防御

HP BIOSphere Gen6

• ・マルウェアなどにより攻撃されたMBR（マスターブートレコード）を修復する機能

• ・GPT（GUIDパーティションテーブル）に対応

HP Sure Start Gen6

• ・BIOSの自己修復機能

• ・BIOSに侵入しようとする攻撃のランタイム侵入検知やBIOS設定変更の検知修復機能

• ・「HPエンドポイントセキュリティコントローラー」内の情報を暗号化し、さらに管理対象をインテルR ME firmwareに拡張

HP Sure Click

• ・Bromium社と連携し開発した不正webサイト閲覧によるマルウェアやウィルス感染からPCを守るセキュリティソリューション

• ・CPUの仮想化支援技術を利用した機能で、ブラウジングセッションをハードウェア的に完全に隔離されたマイクロ仮想マシン（micro-VM）内で実行

• ・マルウェア、ウィルスなどが組み込まれたサイトを閲覧した場合でも、ブラウザの他のタブ、アプリ、OSに影響を及ぼさない

• ・当該タブを閉じると、マルウェア、ウィルスは自動的に除去

HP Sure Run Gen4

• ・ハードウェアに基づく自己回復機能をOSに拡張

• ・ウイルス対策などの主要なプロセスやアプリケーションを監視し、あらゆる変更をユーザーとIT部門に通知

• ・万が一、それらが停止した場合にはプロセスやアプリケーションを自動的に再起動し、安全な状態に復旧

HP Sure Recover Gen4

• ・インターネット接続していれば、ネットワーク経由で安全かつ自動的にソフトウェアイメージを復旧

• ・万が一、ハードドライブ全体が消去された場合にも、IT部門のサポートなしで、HP提供の標準イメージもしくは企業でカスタマイズしたイメージに復旧することが可能

HP Secure Erase（NIST準拠）

• ・SSDのデータ完全消去機能をBIOSメニューに搭載

• ・手間のかかる方法は不要で廃棄時にスムーズにデータ消去することが可能

Elite Dragonfly G2

関連モデルの情報（当サイト）

「HP Elite Dragonfly」HP（13.3型回転式、従来モデル）

「HP ENVY x360 13 シリーズ」HP（13.3型回転式、一般向け）

「HP Elite Dragonfly G2」HP（13.3インチ回転式）