Let'snote XZ6（2019年春モデル）、パナソニックの12.0インチWindows10搭載2-in-1
全モデル統一で、Window 10 Proにストレージ256GB、背面カメラを搭載

更新
　2019年05月28日　後継モデル：12.0型着脱式「Let'snote XZ6（2019年夏）」発表
　2019年01月16日　関連モデル：10.1型回転式「Let'snote RZ8（2019年春）」発表
　2019年01月15日

パナソニックからWindows 10 Pro搭載の12.0インチ着脱式2-in-1「Let'snote XZ6」の2019年春モデルが発表されましたので、主な特徴とスペックを整理します。

店頭販売向けモデルは、基本的な構成は2018年秋冬モデルと同じですが、今回の下位モデルもWindows 10 ProにSSD 256GB、背面カメラも搭載して、LTE搭載有無の違いのみとなり、2019年1月25日から発売される予定です。

12.0インチ「Let'snote XZ6」は、1996年に初代が登場したLet'snoteシリーズ初となる着脱式として2017年春モデルが発売されましたが、今回6世代目となる2019年春モデルは、従来モデルの特徴を継承しながら、以下の機能が変更になっています。

今回、変更された機能

1．下位モデルもWindows 10 ProにSSD 256GB、背面カメラ搭載
従来の下位モデルは、OSがWindows 10 HomeでSSD 128GB、背面カメラとLTEは非搭載でしたが、今回上位モデルと統一

2．全モデルに、Office Home and Business 2019を搭載

3．下位モデルの重量が、タブレット部で約560g（従来より約10g増加）

従来モデル（2018年秋冬モデル）からの継承

1．第7世代インテル「Core i」プロセッサー搭載

2．交換型バッテリー搭載のキーボード

• ・SZシリーズと同様の打鍵感を実現(キー配置も同等、キーピッチ横19mm/縦16mm、ストローク2mm)

• ・クラムシェル型で自立するよう設計(ヒンジの最大角は120度)

• ・キーボードのバッテリからタブレットのバッテリへ充電が可能（タブレット単体での駆動時間を優先する仕様）
  ノートPCの状態ではキーボードのバッテリーから優先的に使用し、本体が休止状態になっている時は、キーボードの「タブレット充電スイッチ」をオンにすることで、キーボードのバッテリーからタブレットへ給電可能

3．モバイルシーンでのリスクに備える頑丈設計

• ・0.4mm厚のマグネシウム合金製リアキャビネット、フロントシャーシもマグネシウム合金を採用(0.45mm厚)

• ・76cm落下試験実施（ノートPCスタイル時：動作時底面方向、タブレット部：動作時6方向）

• ・100kgf加圧振動試験実施（ノートPCスタイル時）

• ・タブレットとキーボードの接続部分は、繰り返しの着脱に強い高耐久コネクタを新たに開発
  （コネクタはフローティング構造、1万回の着脱試験をクリア）

4．「Windows Ink」対応のアクティブペンを全モデルに標準付属
(感圧センサー1,024段階、消しゴム/右クリックの2つのボタン）

5．上位（LTE搭載）モデルには、タブレット部だけで約9時間の駆動が可能となるバッテリー（L）を内蔵

6．その他

• ・Windows Hello対応の顔認証用IRカメラ（前面）

• ・タブレット単体時の操作性を高めるワンビ株式会社開発「ホイールパッド・タッチLite」をプリインストール

さらに直販サイト「Panasonic Store」では、8.0MPリアカメラや第7世代「Core i7」搭載モデルもあり、ストレージ容量で好みに応じた構成を選択することもできます。

プレミアムエディション（税別：331,800円～）

• ・Core i7-7600 vPro（2.8GHz/MAX3.9GHz）

• ・Windows 10 Pro

• ・ストレージSSD256GB/512GB/1TB選択可

• ・メモリ16GB、8.0MPリアカメラ

• ・WiFiモデル又はLTE搭載モデル

• ・シルバーダイヤモンド又はジェットブラック選択可

プレミアムエディション以外のモデル（税別：272,800円～）

• ・Core i5-7300 vPro（2.6GHz/MAX3.5GHz）

• ・Windows 10 Pro

• ・ストレージSSD256GB/512GB/1TB選択可

• ・メモリ8GB、8.0MPリアカメラ

• ・WiFiモデル又はLTE搭載モデル

• ・シルバーダイヤモンド又はジェットブラック選択可

「店頭モデル」主な特徴（一部、製品サイトから引用）

1．CPUは、

• ・Core i5-7200U（2.5GHz、最大3.1GHz、2コア）

• ・GPUは、Intel HD Graphics 620

2．プリインストールOSは、Windows 10 Pro（64bit）

3．ディスプレイは、

• ・12.0インチ（3：2）QHD TFTカラー液晶ディスプレイ（2160X1440）

• ・アンチリフレクション保護フィルム付、静電容量式マルチタッチ

4．RAMは、8GB LPDDR3

5．ストレージは、256GB SSD（Serial ATA）

6．カメラは、

• ・前面が2.07MP 顔認証対応IRカメラ
  有効画素数 最大1920x1080ピクセル

• ・アレイマイク搭載

• ・背面は8.0MP背面カメラを搭載
  有効画素数 最大3200x2400ピクセル、OCR（文字認識）機能付

7．外部接続は、

• ・タブレット側
  USB 3.0 Type-C、Bluetooth 4.2、無線LAN IEEE802.11a/b/g/n/ac

• ・キーボード側
  USB 3.0 Type-A x3（内1つはスマホ充電対応を兼用）、HDMI、アナログRGBミニD-sub 15ピン、有線LAN（1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T）

8．カードスロットは、

• ・SD/SDHC/SDXC（最大128GB、UHS-II対応）

• ・上位（LTE）モデルには、nano SIMカード
  対応LTEバンド：1/3/8/18/19/21/28/41（通信速度：下り最大300Mbps/上り最大50Mbps）

9．センサーは、照度、地磁気、ジャイロ、加速度

10．Officeは、Office 2016 Home and Business 2019を標準搭載

11．その他、

• ・「Windows Ink」対応のアクティブペン
  (感圧センサー1,024段階、消しゴム/右クリックの2つのボタン）

• ・セキュリティチップ：TPM（TCG V2.0準拠）

• ・OADG準拠86キー キーボード（キーピッチ横19mm/縦16mm、ストローク2mm）、丸型ホイールパッド

• ・76センチからの落下試験（底面方向／動作時）、100kgf（重量キログラム）の加圧振動試験（非動作時）、30センチの高さ（合計26方向）から落下させる自由落下試験（非動作時）、接続部は1万回の着脱試験をクリア

12．サイズは、

• ・全モデル共通で
  タブレット単体：286.5 x 206.2 x 9.5（mm）
  キーボード接続時：286.5 x 223.7 x 22.0（mm）

• ・重量は
  タブレット単体
  上位（LTE）モデル：約665g、下位（WiFi、256GB）モデル：約560g
  キーボード接続時
  上位（LTE）モデル：約1,224g、下位（WiFi、256GB）モデル：約1,029g

• ・駆動時間（JEITA Ver.2.0）は
  タブレット単体
  上位（LTE）モデル約9時間、下位（WiFi、256GB）モデル約4.5時間
  キーボド装着時
  上位（LTE）モデル（バッテリーパックL装着）約18.5時間、下位（WiFi、256GB）モデル（バッテリーパックS装着）約9時間

「Let'snote XZ6」2019年春（店頭モデル）

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