Let'snote RZ4、パナソニックのWindows8.1搭載10.1インチ2-in-1デバイス
360度回転でタブレット利用、CPUに「Core M-5Y10」を初めて採用

更新
　2015年01月17日　製品関連情報：「Let'snote RZ4（2015年春モデル）」発表、CPUを強化
　2014年12月23日　他サイトのレビュー記事：2014年冬版、注目したい&買ってみたい2in1ノートPC
　2014年11月04日　他サイトのレビュー記事：10.1型で約745gの超軽量2-in-1
　2014年10月03日　関連モデル情報：12.5インチ「Let'snote MX3（2014年秋冬モデル）」発表
　2014年10月02日

パナソニックからWindows8.1（Pro）搭載（10.1インチ）コンパーチブルタブレット「Let'snote RZ4」が発表されましたので、主な特徴とスペックを整理します。

12.5インチ「Let'snote MX3」と同様に、液晶ディスプレイを360度回転させてクラムシェルノートPCとタブレットでも利用できるコンパーチブルタイプです。

CPUに「Core M-5Y10」を初めて採用することにより、高い性能とパッケージ面積の縮小、電力効率が大きく向上しています。

店頭販売向けモデルは、OSとメモリ及びストレージの違い、Office搭載有無で、3つのモデルがあり、2014年10月17日から発売される予定です。

• ・Win8.1（64bit）、RAM 4GB、128GB SSD
  
  • シルバー（CF-RZ4CDDJR）：160,000円前後

• ・Win8.1（64bit）、RAM 4GB、128GB SSD、Office H&B Premium
  
  • シルバー（CF-RZ4CDFJR）：185,000円前後
  • ブルー&カッパー（CF-RZ4CDEJR）：190,000円前後

• ・Win8.1 Pro（64bit）、RAM 8GB、256GB SSD、Office H&B Premium
  
  • シルバー（CF-RZ4CDLBR）：235,000円前後
  • ブルー&カッパー（CF-RZ4CDMBR）：240,000円前後

さらに直販サイト「Panasonic Store」では、OSやCPU及びXi-LTE、ボディカラーなど、好みに応じた構成を選択することもできます。

• ・プレミアムモデル
  Core M-5Y70(1.1GHz)、Windows 8.1 Pro(Windows 7ダウングレード可)、ストレージは256GBまたは512GBを搭載

• ・天板をライジングレッド(プレミアムモデルのみ)、サンダーブルー、ハーモニックブルー、シルバーダイヤモンド、ジェットブラックから選択可能

• ・Xi対応モデルも提供
  
  • パナソニックの神戸工場でSIMカードのアクティベーションを済ませ、回線開通を確認した状態で発送され、重量は約770g
  • パナソニックが運営する専用のLTE通信サービス「Wonderlink LTE A」の利用料金は、通信量1GB/月コースで889円/月、3GB/月コースで2,296円/月、350MB/週コースで1,000円/月
  • 10月31日13時までの注文で、LTE非搭載機と同価格で本体を購入でき、かつ2015年1月まで通信費無料となるキャンペーン（先着1,000名）を実施

なお当モデルのOfficeは、10月1日に日本マイクロソフトから発表された「Office Premium プラス Office 365 サービス」が付属されています。

• ・従来型のMicrosoft OfficeプリインストールPCと、クラウド型の「Office 365」を組み合わせたOffice製品

• ・永続的にWord、Excel、Outlook、PowerPoint、OneNoteといった最新版のOfficeデスクトップアプリケーションに無償アップデート

• ・オンラインストレージ「OneDrive」1TB分、マルチデバイスでのOffice製品(iPhone版、Android版、2014年内に提供予定のiPad版)、Skype月間60分無料通話、回数無制限の無償サポート「アンサーデスク」が利用できる「Office 365サービス」の1年版が付属

• ・2年目以降の「Office 365サービス」は、5,800円/年（税別）で継続利用可能

• ・発売開始は10月17日、予約開始は10月2日から

「Let'snote RZ4」ラインナップ

主な特徴（一部、製品サイトから引用）

• ・CPUは、全モデル共通で「Core M-5Y10」（0.8GHz、最大2.0GHz、2コア）
  
  • GPUは「Intel HD Graphics 5300」
  • ベンチマークテストでは、PCMark 8やPCMark 7の総合スコアはCore i5-4200U搭載モデルにほぼ相当

• ・プリインストールOSは、
  
  • 「CF-RZ4CDMBR」「CF-RZ4CDLBR」が、Windows 8.1 Pro Update（64bit）
  • 「CF-RZ4CDEJR」「CF-RZ4CDFJR」「CF-RZ4CDDJR」は、Windows 8.1 Update（64bit）

• ・ディスプレイは、全モデル共通で、
  
  • 10.1インチワイド（16：10）WUXGA TFTカラーIPS液晶ディスプレイ（1920x1200）
  • 静電タッチスクリーン、アンチグレア保護フィルム付

• ・RAMは、
  
  • 「CF-RZ4CDMBR」「CF-RZ4CDLBR」が、8GB LPDDR3
  • 「CF-RZ4CDEJR」「CF-RZ4CDFJR」「CF-RZ4CDDJR」は、4GB LPDDR3

• ・ストレージは、
  
  • 「CF-RZ4CDMBR」「CF-RZ4CDLBR」が、256GB SSD（Serial ATA）
  • 「CF-RZ4CDEJR」「CF-RZ4CDFJR」「CF-RZ4CDDJR」は、128GB SSD（Serial ATA）

• ・カメラは全モデル共通で、Full HD（1080p）、有効画素数：最大1920x1080ピクセル

• ・外部接続は全モデル共通で、USB 3.0（内1つは充電兼用）、Bluetooth 4.0、HDMI、アナログRGBミニD-sub 15ピン、無線LAN IEEE802.11a/b/g/n/ac、有線LAN（1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T）

• ・カードスロットは全モデル共通で、SD/SDHC/SDXC

• ・センサーは全モデル共通で、照度、地磁気、ジャイロ、加速度

• ・Officeは、「CF-RZ4CDDJR」以外はOffice Home and Business Premiumを標準搭載

• ・その他、全モデル共通で、
  
  • キーボード：OADG準拠86キー（キーピッチ横16.8mm/縦14.2mm）
    キーボード使用時に手がタッチパッドに触れてカーソルが動くことを防ぐ「タッチパッド誤操作防止ユーティリティ」をプリインストールに加え、従来機種と同じく任意にタッチパッドを無効化する「ホールド」ボタンも装備
  • 76センチからの落下試験（底面方向／動作時）、100kgf（重量キログラム）の加圧振動試験（非動作時）、30センチの高さ（合計26方向）から落下させる自由落下試験（非動作時）、ヒンジ耐久試験、キーボード打鍵試験、局部加圧試験をクリア

• ・サイズは、全モデル共通で、
  
  • 250x180.8x19.5（mm）、重量：約745g
  • 駆動時間：JEITA Ver.2.0 約10時間、JEITA Ver.1.0 約14時間

主なスペック（初回掲載時点の情報）

「Let'snote RZ4」パナソニック